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エドガー・アラン・ポーの復讐
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エドガー・アラン・ポーの復讐

村山淳彦(著者)

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エドガー・アラン・ポーの復讐

定価 ¥3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 未来社
発売年月日 2014/11/01
JAN 9784624610388

エドガー・アラン・ポーの復讐

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商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2023/10/15

アラン・ポー熱再燃のため手に取りました。 読んでいない作品割りかしあったなー。 スノッブ、ボヘミアン、ビジネス思考がキーワードかな。

Posted by ブクログ

2016/11/23

もとが学術論文であるためか、少し難しめ。専門外な自分にとっては、これを読んでいる自分自身がスノッブなのではと思ってしまう。 細かい感想や戯言はEvernoteにまとめてあります。 https://www.evernote.com/shard/s205/sh/5a744c66-ff...

もとが学術論文であるためか、少し難しめ。専門外な自分にとっては、これを読んでいる自分自身がスノッブなのではと思ってしまう。 細かい感想や戯言はEvernoteにまとめてあります。 https://www.evernote.com/shard/s205/sh/5a744c66-ff52-43b2-a558-651bbbcd054c/b75bd8a72cec42e0116b1a83000f9be3

Posted by ブクログ

2015/01/17

19世紀、アメリカで最初に専業作家となったポオの、 食べていくために売れる作品を―― しかし、本当に書きたいものは…… というジレンマに焦点を絞ったポオ論。 複数の雑誌等に掲載されたエッセイを 加筆・修正して纏めた本。 ■売文家の才気と慚愧  ゴシック小説でない、  アイロニー...

19世紀、アメリカで最初に専業作家となったポオの、 食べていくために売れる作品を―― しかし、本当に書きたいものは…… というジレンマに焦点を絞ったポオ論。 複数の雑誌等に掲載されたエッセイを 加筆・修正して纏めた本。 ■売文家の才気と慚愧  ゴシック小説でない、  アイロニーに満ちた作品に描出された  「スノッブ」とは何だったか。  作家:芸術家⇔売文家:ビジネスマン  その間を揺れ動いたポオの苦悩と諧謔。 ■「アッシャー家」脱出から回帰へ  D.H.ロレンスによる「アッシャー家の崩壊」読解と、  それに反駁するマボットの意見。  ともあれ、ポオ自身は  19世紀に隆盛した  俗受けするゴシック小説に類する作品を  意識的に書き、売らんがための姿勢を自嘲していた。 ■「群集の人」が犯す罪とは何か  物語の語り手が  取り憑かれたように他者を追いかけるのは、  読者獲得を目論む作家の姿勢の暗喩か。  群集の歓心を買うため  「書くことによる犯罪」に手を染めて……。 ■黒猫と天邪鬼  完全犯罪を成し遂げる前に自ら秘密を暴露してしまう  天邪鬼=ひねくれ根性は、  没落した上流階級のルサンチマンに起因するのでは。  妻と黒猫を殺した男の根底に横たわっていたのは  女性差別と黒人差別に違いないが、  多少なりとも自己を投影したかのような  キャラクターに鉄槌が下される結末を用意した  ポオの内には、自罰願望があったのか。 ■「盗まれた手紙」の剰余  割り切れない話の「余ってしまう」部分、とは。  名探偵デュパンと大臣の二重性の謎。  「盗まれた手紙」はポオが自己を二分し、  大臣に託した側面に他面(デュパン)が  復讐する物語であり、  大臣が表徴するのは  推理小説という売れ筋ジャンルを発明した  ポオ自身の明敏さだったのではないか。 ■「メロンタ・タウタ」の政治思想  未来から届いた手紙を開陳する「メロンタ・タウタ」  に潜む裏の意味。  ポオは19世紀中葉アメリカの政治状況に対する蟠りを  小説に仮託した。 ■ポー最後の復讐  ポオは最晩年、  自己を投影したキャラクターに  復讐の身振りをさせることで、  スノビズム、  あるいは当時の知識人たちの文壇支配に対する  怒りや憎しみをぶつけようと、  作品に精一杯のアイロニーを込めた。 ■付論――ポーとドライサー  ポオと、そのフォロワーとも呼ぶべき  セオドア・ドライサーの宇宙論。  文学‐科学‐SF。

Posted by ブクログ

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