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支配者(下) チューダー王朝弁護士シャードレイク 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2014/11/20 |
JAN | 9784087606959 |
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支配者(下)
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
弁護士シャードレイクのシリーズ3作目、後半。 面白かった~満足な読み応えでした! 思慮深くて優しく、それが表に現れている整った顔立ちのシャードレイク。ただし、背中が湾曲しているというハンデのある身体で、女性には気後れしがちなところがあります。 国王巡幸に同行した機会に、ヘンリー...
弁護士シャードレイクのシリーズ3作目、後半。 面白かった~満足な読み応えでした! 思慮深くて優しく、それが表に現れている整った顔立ちのシャードレイク。ただし、背中が湾曲しているというハンデのある身体で、女性には気後れしがちなところがあります。 国王巡幸に同行した機会に、ヘンリー8世に面会する栄誉を得たが、何とネタにされて残酷なあしらいを受けてしまう。 このときのヘンリー8世は既に晩年と言ってよく、名君と期待された若い頃とは違い、肖像画どおりの暴君そのものですね。 反乱の機運が完全には消えていない北部で、誰が味方なのか?安心できない状況。 その反乱の理由も次第に明らかに‥! 王家の正当性を疑われていたとは。これは知りませんでしたねえ。 助手のバラクは、王妃の侍女の一人タマシンと恋仲に。 のびのびしたタマシンの明るさにちょっと救われます。 このときの王妃はキャサリン・ハワードで、うら若く美しいが、いささか軽率で、陰謀渦巻く宮廷では生き延びられそうもない‥ ロンドン塔にこのキャサリン王妃の幽霊が出る場所というのがあったはず。 宗教の権威を嫌ったヘンリー8世は織田信長、国を安定させた娘のエリザベス女王は家康みたいな印象がちょっとあるんですよ。年代的にほぼ同時代人なので。 (信長のほうがヘンリーより若くて、生まれたのはエリザベスに近いけどエリザベスが長生き) 西と東の極にあり、国交もありませんけれどね。 この小説の登場人物たちの服装は、織田信長に面会した南蛮人や紅毛人の格好なんですよ☆
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- ネタバレ
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シャードレイクが身に覚えのない容疑で痛い目に遭って、気の毒すぎる! 大主教もシャードレイクのことを最後まで信じて!って腹が立った。 本当に拷問は恐ろしい。 でも、自分の信念を貫くシャードレイクは、格好いい。 史実との絡ませ方が本当に上手。第四作も出て欲しいなぁ。
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上巻は難儀したけど下巻は一気読み。 やはり話が動くと読みやすいな。 それも上巻の丁寧な人間関係の描写があってこそだとは思うんだけど。 ミステリーよりヒストリーな部分が読み応えあり。 犯人と動機は途中で目星がつくよ。
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