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教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化 中公新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2014/11/01 |
| JAN | 9784121022936 |

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教養としての宗教入門
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商品レビュー
3.9
33件のお客様レビュー
聖書、コーラン、仏典に続き著者2冊目。各宗教について相変わらず分かりやすく書いている。今回は濃い宗教と薄い宗教という切り口。 しばらく前から戒律主義と神頼み的な部分でユダヤ教と原始仏教、キリスト教と大乗仏教の関係性って似ていると感じていたがまさにそういった指摘があり、納得感が高ま...
聖書、コーラン、仏典に続き著者2冊目。各宗教について相変わらず分かりやすく書いている。今回は濃い宗教と薄い宗教という切り口。 しばらく前から戒律主義と神頼み的な部分でユダヤ教と原始仏教、キリスト教と大乗仏教の関係性って似ていると感じていたがまさにそういった指摘があり、納得感が高まった。ユダヤ教含む四大宗教の外、ヒンドゥー教、儒教、神道にも触れている。エジプト象形文字文化圏と漢字文化圏から東アジア特有の混沌宗教文化を論じているのが面白かった。またクリスマスとお正月、どちらも冬至を祝うイベントであることも興味深い。以下気になったところ。 ・仏は神より格が上 ・ユダヤ教教徒は戒律どこまで守れるかと言う修行に挑戦しているのであり、キリスト教徒はキリストにどこまで自分を委ねられるのかと言う修行に挑戦しているのである。イスラム教徒でやっている事は、半分はユダヤ教徒に近く、半分はキリスト教徒に近い。 ・ただ神を求めるゲーム、悟りを求めるゲームが、実際に歴史の中で文化として営まれてきたことを尊重する必要がある。それは歴史に対する経緯なのである。 ・大事なのは信者であるとないとによらず、我々人間が常に何か希望を持って、つまり何か自分の支えとなるものを信じて生きていると言う平凡な事実だ ・幸福な人生を歩いている人は、この希望や心の支えを意識しないで済む。この人にとって信仰としての宗教はいらない。薄い文化としての宗教に触れているだけで充分だ。しかし、厳しい人生に陥った人は、この希望を意識し、心の支えを希求せずにはいられない。すなわち、濃い信仰としての宗教が必要になるのだ。 ・タイの僧侶の暮らしは、ステージ上のスターのあり方に近い ・イスラム教は皆が在家だから、戒律的にはゆるい。 ・何が正解かわからない世の中、神に頼る方が楽 ・宗教が後退する理由として、社会が個人主義化していっていると言うことがある。人々が個人的に人生や世界の意味について探求し、個人的に答えを得たつもりになる時代とでは、宗教の実質的な意味合いが変わってくる。 ・これは個人としてのイスラム教徒が保守的か開明的かと言う事とは別問題なのだ。信仰ではなく、システムに注目することで、イスラム問題のややこしさが、日本人にとっても理解可能にもものになるかもしれない。 ・イスラム教とヒンドゥー教は単なる教えではなく社会システムの一つ。これが欧米や東アジアの宗教観と大きく異なる。法律も宗教的。クルアーンだけだはくハディース。 ・インドネシアが最大のイスラム。2億人。 ・両極端を避けることを中道と言う両極を足して、2で割れば良いと言うのではない。両極端に向かいがちな妄念の雑音を消した時、ちょうど真ん中のところに現実そのものがクリアに見えてくると言うのである。 ・いろは唄 ・
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キリスト教やユダヤ教、イスラム教に比べて、仏教や神道に関する私の知識が少ないのは、後者がより複雑な経過で成り立っているからで、日本だけでなく東アジアの宗教が混とんとしているのは、その伝播のためだという説明には納得できた。 人は誰でもいつも科学的でないものを信じて生きているものだ、...
キリスト教やユダヤ教、イスラム教に比べて、仏教や神道に関する私の知識が少ないのは、後者がより複雑な経過で成り立っているからで、日本だけでなく東アジアの宗教が混とんとしているのは、その伝播のためだという説明には納得できた。 人は誰でもいつも科学的でないものを信じて生きているものだ、のいうのは確かにそうだなあ。
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宗教から一定の距離を取った視点で茶化さずに真面目に書かれている。普通の当たり障りのない宗教紹介本かと思いきや、しっかり主張がある。印象に残ったところ抜粋。 〜文化としての宗教のもつ「失敗のアーカイブズ」としての役割は大きい。〜そういう意味で我々は、個人的信仰とは別次元の、文化と...
宗教から一定の距離を取った視点で茶化さずに真面目に書かれている。普通の当たり障りのない宗教紹介本かと思いきや、しっかり主張がある。印象に残ったところ抜粋。 〜文化としての宗教のもつ「失敗のアーカイブズ」としての役割は大きい。〜そういう意味で我々は、個人的信仰とは別次元の、文化としての宗教という歴史的共有財産に、もっと注意を払うべきなのではないだろうか。 ドライな切り口カッコいい。
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