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猫舌男爵 ハヤカワ文庫JA
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2014/11/01 |
JAN | 9784150311759 |
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猫舌男爵
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猫舌男爵
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商品レビュー
4.1
21件のお客様レビュー
皆川博子の短編集は予想をはるか超えて手強い ユーモアあるのはタイトル作品の[猫舌男爵]のみ 苦痛を知る一冊だった
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5編の短編のうち「睡蓮」「猫舌男爵」が特に面白かった。 どちらも地の文がなく、手紙や日記をめくりながらストーリーを埋めていく文章で、その開き方が鮮やかで気持ちい。 皆川さんの著作を読んでいく中で、鶴屋南北や鎌倉権五郎などのモチーフに複数回出会えるのが少し嬉しい。
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- ネタバレ
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短編集。表題作は、読めない日本の稀覯本『猫舌男爵』を巡る外国人翻訳家ヤンと関係者の話。ヤンの余計な気遣いで家庭崩壊しかけているコナルスキ氏が、最後に一応の平穏を取り戻してよかった。「睡蓮」手紙を遡るごとに女性画家の真実が見え、その生涯を噛みしめながら、彼女の美術展に赴いた気持ちになる。「太陽馬」ロシア内戦下で、少尉に随従するコサック兵の秘話。物語を託された側は生き抜いて欲しい。他二作品。
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