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海游録 朝鮮通信使の日本紀行 東洋文庫252
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 1974/05/16 |
JAN | 9784582802528 |
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海游録
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朝鮮通信使の製述官である申維翰が残した日本の観察記録である。釜山から出港して対馬、壱岐を経て日本に着き、瀬戸内海を港伝いに大阪までくる。そして大阪から日本の御座船に乗り換え淀川を北上する。淀で陸路をとり、遠く江戸まで旅する。日本の高官に対する評価が面白い。日本は科挙の制が無いため...
朝鮮通信使の製述官である申維翰が残した日本の観察記録である。釜山から出港して対馬、壱岐を経て日本に着き、瀬戸内海を港伝いに大阪までくる。そして大阪から日本の御座船に乗り換え淀川を北上する。淀で陸路をとり、遠く江戸まで旅する。日本の高官に対する評価が面白い。日本は科挙の制が無いため皆世襲のため学識が無くても高官を務めている。そのため話をする(筆記する)のは皆下の者だと。町に集まる見物の人たちを観察して、皆衣服にお金をかけた華美な様子をしていると、大阪、京の見物人を批評している。明治維新以降も朝鮮と善隣友好の関係を保てていたら、韓国併合も無かったのではないか…。
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