鳥獣害ゼロヘ！ 集落は私たちが守るッ

日本農業新聞取材班(著者)

• 販売会社／発売会社: こぶし書房
• 発売年月日: 2014/10/01
• JAN: 9784875592952

商品レビュー

2020/12/13

タイトルが気に入らないね。
人間様様で、すごい傲慢な感じを受けるね。

全般的にお役所任せだね。
今なら、ドローン＋AI+麻酔銃の組み合わせでさくっと解決できるような気がすけどね。
もしくは、シャープシューティングを大々的にやるか。
https://seisenudoku.seesaa.net/article/472425853.html

2017/05/30

日本農業新聞の2013年キャンペーン企画「鳥獣害と闘う」を単行本化したもの。
内容は多岐にわたるが、多くの記者が書いた個別の記事が並んでいるだけである。

2017/05/13

　自分の畑で大豆をつくろうと最近タネをまきました。『たぶん鹿に食べられる。しかたないなぁ～』と考えていた矢先、図書館で目に留まったのがこの本。
　女性でも狩猟に参加している方や、対応策を開発する方々、地域、グループの紹介がありとても刺激的な内容でした。
　また狩猟免許の取得方法も分かりやすく書かれており、とても参考になりました。私はいま病気のため取得はできないのですが、完治後に取得したいと思います。
　原発事故についても触れられていました。以下引用です。
ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所の事故が発生して二八年。同原発から西南西に一五〇〇キロ離れたドイツ・バイエルン州では、今でも欧州連合（ＥＵ）の基準値を超えた放射性セシウムを検出するイノシシが捕獲される。
―引用終わりＰ１１８―
　後記に、基準値が上回るイノシシが捕獲される理由として、セシウムが蓄積されやすいツチダンゴ（土の中で育つトリュフの一種）を食べるイノシシがあり、餌の木の実が不足するとイノシシが掘って食べるためとされていました。この章の後で、日本の福島の現状が書かれており、とても考えさせられる内容でした。一五〇〇キロ離れた地点でも影響が残るセシウムにも驚きました。
　この本は私に大きな示唆を与えました。ドイツ語の勉強の再開、メルトダウンを報道前に知っていたのに何もできなかった後悔、大学との連携、農業・動植物の専門的な知識、プログラミングや機械設計の技術、品質管理の技術、特許取得の経験など今まで手にしてきた経験をフルに使って、これらを統合し、何ができるかを改めて絞ることができました。私にとってこの本は将来を定めた本だと思いました。この出会いに感謝。