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一私小説書きの日乗 角川文庫
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一私小説書きの日乗 角川文庫

西村賢太(著者)

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一私小説書きの日乗 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/10/25
JAN 9784041020456

一私小説書きの日乗

¥605

商品レビュー

3.7

11件のお客様レビュー

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2025/12/11

西村賢太は全て読むつもりなので前情報もなく購入 日記ということで多少ガッカリしたもののほぼ同じ内容にも関わらず飽きずに読める文章力はさすが 日常ではなく日乗とは師匠の影響なのか

Posted by ブクログ

2025/02/26

規格外の芥川賞作家、西村賢太氏は、いかにして毎日を『どっこい生きてる』のか? Web文芸誌に掲載された2011年3月から一年余りの無頼の記録を書籍化。どこまでも自らの眺めに徹した西村氏の目線がヨイです。 規格外の芥川賞作家、西村賢太氏が、2011年3月から1年余りの記録を...

規格外の芥川賞作家、西村賢太氏は、いかにして毎日を『どっこい生きてる』のか? Web文芸誌に掲載された2011年3月から一年余りの無頼の記録を書籍化。どこまでも自らの眺めに徹した西村氏の目線がヨイです。 規格外の芥川賞作家、西村賢太氏が、2011年3月から1年余りの記録をWeb文芸誌「マトグロッソ」に掲載された「日記」を書籍化した本です。いうなれば『西村賢太』ブログとでもいえばいいのでしょうか? ただ、本人はパソコンもネットもやらないそうなので、紙に手書きで書いたものを編集部にFAXで送信し、編集部のスタッフがまとめてアップしているのだという話を聞いたことがあります。 いや、面白い。西村氏はまさに『生き方そのものが私小説』なのだということが改めてよく分かりました。それを信濃八太郎氏の重厚かつ味わいのある表紙の挿画が引き立ててくれております。 昼、もしくは昼過ぎに大体起き、尊敬する高田文夫氏のラジオ『ビバリー昼ズ』を聞いてから一日がスタートするそうです。日中は新潮社や文藝春秋社などの出版社に行ったりその他もろもろの雑事をこなしているのですが、西村氏の本領は夜にこそ現れます。 担当編集者とは日常茶飯事のようにぶつかり、愛飲する宝の焼酎『純』を毎晩一本は空け、深夜になってからおもむろに小説を書き始める。 小説の進捗具合は日によってまちまちですが、明け方ぐらいにやめては常人の基準で言うと2人前から3人前の食事をしてとこにつく、あるいは明け方の晩酌と相成るのです。食事は西村氏行きつけの24時間営業の居酒屋である『信濃路』で摂ることも多いのですが、大体そんなところです。 本人にとっては余計なお世話なのかもしれませんが、深更の時間帯にオリジン弁当のトンカツ弁当やしょうが焼き弁当などのこってりしたものを2人前、あるいは、鳥のから揚げなどをつまみに宝焼酎一本、もしくは三分の二まで空ける。それがほぼ毎日のように続いているのを読んでいると、さすがに 『この人大丈夫かな?』 と思わずにはいられませんでした。 僕は大学時代に読んだ嵐山光三郎の『文人悪食』や『文人暴食』の影響をふんだんに受けているので、作家が普段口にしているものが文章にどのように反映するかということをよく考えているので、西村作品のつむぎだされるあの粘っこい文体はこういう脂っこい食事にあるのかな、とさえ考えておりました。 あと、西村賢太氏といえば、買淫。風俗にまつわる話でございますが、これも本能の赴くままに行っており、大体3日おきに『買淫』と書かれているのを読んでいると、この人にとっては日常茶飯事なんだなぁとさえ思い、その清々しさに『さすが西村賢太』とうなってしまいました。 で、大体その後には喜多方ラーメンの大盛を帰りに食しているという、ある意味どうでもいい情報が、しっかりと僕の頭の中にインプットされてしまいました。 しかし、『飲む』ことと『買う』事に関する執着は人一倍であるのに『打つ』が一切ないなと。それは長年の貧乏生活がそうさせるのでしょうが、一読者としては『打つ』西村賢太というのも見たい気がしてならないのです。 良くも悪くも己をさらけだして生き、そして書く。そんな『一小説書き』としての西村賢太氏の『日乗』が簡潔ながら余すところなく描かれている一冊でございます。 ※追記 本書は2014年10月25日、KADOKAWAより『一私小説書きの日乗 (角川文庫)』として文庫化されました。西村賢太先生は2022年2月5日、東京都の明理会中央総合病院でご逝去されました。享年54歳。死因は心疾患。この場を借りて、ご冥福を申し上げます。

Posted by ブクログ

2024/10/16

西村賢太の作品が私小説であるが故に、この単なる日記も同じ主人公であり、こういう日常を面白おかしく膨らませて私小説が書かれているとおもうと面白い。でも何より解説にもあるが、文章のリズムの良さが飽きさせずに読み進めさせるのだろう。

Posted by ブクログ