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楽園追放 rewired サイバーパンクSF傑作選 ハヤカワ文庫JA

アンソロジー(著者), ウィリアム・ギブスン(著者), ブルース・スターリング(著者), 神林長平(著者), ウォルター・ジョン・ウィリアムズ(著者), 虚淵玄(編者), 大森望(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784150311728

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商品レビュー

3.5

16件のお客様レビュー

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2023/04/17

秋山瑞人好きとしてサイバーパンクを読んでおかなくてはという気持ちで読んでみたが、うん微妙。 どの作品も細かな描写やガジェットの面白さはあるが、一つの短編としてのまとまりが無い。

Posted by ブクログ

2022/02/14

――  いまこの世の中に氾濫しているエンタメのなかで、30年後に当然になっているものはなんだろう? どれだけあるんだろう。  サイバーパンク30年史を見守るような傑作選。このSFの一大ジャンルが、何処から来て何処へ行くのか。  なんか歴史ある古都をいいとこ取りで訪ねたよう...

――  いまこの世の中に氾濫しているエンタメのなかで、30年後に当然になっているものはなんだろう? どれだけあるんだろう。  サイバーパンク30年史を見守るような傑作選。このSFの一大ジャンルが、何処から来て何処へ行くのか。  なんか歴史ある古都をいいとこ取りで訪ねたような感覚になりますね。ときどきアンソロジー読みたくなるのは旅行の気分なのかも。  W.ギブスン、B.スターリングにはじまる初期作品は、現代のようにSF的知識がある程度一般化した(風に見える)中だといかにも古臭く、ワードセンスだけで突っ走っているようにも見えるけれど、そう感じるくらいに読者を育てたのは誰なんだ、ということ。親の顔を見て自分に似てるからつまんないと思うようなものである。  そのへん80年代というのは、国の内外を問わずいろんなエンタメの基礎が立ち上げられた時代なんだろう。この時代をリアルタイムで生きていたひとたちのエネルギーってすごいもんな…    そうした骨格がしっかりと打ち立てられると、その骨格に好き勝手肉付けをしはじめる好事家が現れる。“商業サイバーパンク”と云う言葉ははじめて聞いたけれどなるほど、娯楽という肉を大盛りにすればそうなるし、或いは思想を、宗教を盛ることも性愛を盛ることも出来てくる。  そうして多種多様なサイバーパンクが一旦拡散して、そこから純粋SFへの回帰が始まるというのも…なんかこうやって書いてるとやっぱりミステリとSFの親和性ってのは拭い難いというか。  “揺るがないはずの信念が、理屈によって揺さぶられる”という虚淵玄の言葉はそのまま、ロジック原理主義に繋がるところもある。  片や論理へ、一方は技術への飽くなき挑戦と憧憬。その姿勢の美しさよ。  そうやって突き抜けた先の現代サイバーパンクが、ストロスや藤井大洋のように明るく前向きになっていくのが印象的。  かといって吉上亮のような、技術の陰惨さも忘れていない。  まだまだ、読むものは増えていくばかり。  長生きしねぇと。  ☆3.4

Posted by ブクログ

2021/04/11

最初の6篇だけ読了。チャールズ・ストロス「ロブスター」と次点でブルース・スターリング「間諜」が面白かったが、他はあまり惹かれるものがなかった。チャールズ・ストロスは確かな知識に裏付けされた内容に、文章の面白さも加わり結構好みだった。長編も読んでみたい。

Posted by ブクログ

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