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慟哭の海峡
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2014/10/01 |
| JAN | 9784041021538 |
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慟哭の海峡
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1944年、フィリピン沖バシー海峡で駆逐艦とともに沈んだ、やなせたかしの愛してやまない弟・柳瀬千尋、と、そのバシー海峡で奇跡的に生き残った中嶋秀次氏の”戦争”を描く。 2013年10月、やなせたかし94歳没 弟千尋はバシー海峡に沈む。駆逐艦・呉竹に乗り組む。予備学生時には術科...
1944年、フィリピン沖バシー海峡で駆逐艦とともに沈んだ、やなせたかしの愛してやまない弟・柳瀬千尋、と、そのバシー海峡で奇跡的に生き残った中嶋秀次氏の”戦争”を描く。 2013年10月、やなせたかし94歳没 弟千尋はバシー海峡に沈む。駆逐艦・呉竹に乗り組む。予備学生時には術科学校「対潜学校」でアメリカの潜水艦を探りあてるための聴音訓練を受ける。この任務者は戦死率が高かった、とある。呉竹は1944年12月30日に撃沈された。生存者は12人。 2013年10月、中嶋秀次92歳没。静岡にあって、戦後、バシー海峡で亡くなった多くの兵士たちの慰霊のために生涯を送る。台湾の最南部、屏東県の猫鼻頭岬に「潮音寺」を立てて慰霊した。中嶋は1944年8月19日に、バシー海峡で米軍の潜水艦によって撃沈された輸送船「玉津丸」の数少ない生存帰還者。12日間の漂流の末助かる。 2014.10.10初版 図書館
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第二次大戦に翻弄された大正生まれの二人の物語り。 アンパンマンの生みの親、やなせたかしの弟である千尋。 アンパンマンは、復員兵だったのかも。
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アンパンマンのモデルはかつて日本を守ってくれた若者たちだという説を、何処かで見たことがあって、単行本の帯、「アンパンマンとは、いったい誰なのですか」というキャッチに惹かれ購入した。 1980年生まれの私が幼稚園のとき、アニメはまだ放送していなかったが、絵本のアンパンマンは確かに...
アンパンマンのモデルはかつて日本を守ってくれた若者たちだという説を、何処かで見たことがあって、単行本の帯、「アンパンマンとは、いったい誰なのですか」というキャッチに惹かれ購入した。 1980年生まれの私が幼稚園のとき、アニメはまだ放送していなかったが、絵本のアンパンマンは確かに園児に人気があった。37歳の今も、アンパンマンをそらで描ける。私の世代以降で、知らない子どもはいないだろう。 みずからの顔を与える、自己犠牲のヒーロー。 戦争体験が、知らず知らずにそんなキャラクターを生み出した。 私たち自身は戦争を知らなくても、こうして傷ついた人たちの心が生み出した優しさの影響を、成長の過程で受けているのだと思った。 バシー海峡を中心に、戦後を生きたふたりの物語が交差する、非常に読み応えのある構成だった。 バシー海峡だけではない、あの戦争で死んだたくさんの若者たちが生きたかった未来に私たちは生きている。 名前も残らず、骨ひとつ還らず、朽ちていった、誰かの子どもで、兄で、弟で、父親で、夫で、恋人だった人たち。 ちゃんと生きなければならないなあと思う。 …カバーをかけたまま積ん読してしまい、発売から三年も経って読了…もう文庫化してました…。
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