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満つる月の如し 仏師・定朝 徳間文庫
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満つる月の如し 仏師・定朝 徳間文庫

澤田瞳子(著者)

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満つる月の如し 仏師・定朝 徳間文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784198938994

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商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2024/08/04

仏師定朝・叡山僧侶の隆範・藤原一族の大河のような読み応えのある一冊。親王と中務の悲恋と壮絶な最期はサロメのようで、定朝は観音の理想をそこに見出す。単純に言うと"腕"に魂が宿っていくストーリーだが、読み終えるのが勿体無いと思わせる作品だった。

Posted by ブクログ

2023/12/31

時は平安中期、藤原道長全盛の時代の話。主人公は仏師定朝と内供部の僧侶隆範。彼ら2人の視線を通じて平安時代の情勢、仏教感、貴族の権謀術数、市井の暮らしぶりなどが描かれています。時は末法の世が近く、平安京の治安は最悪と言っていい状況。その中での仏教の役割とはどいうものだったのでしょう...

時は平安中期、藤原道長全盛の時代の話。主人公は仏師定朝と内供部の僧侶隆範。彼ら2人の視線を通じて平安時代の情勢、仏教感、貴族の権謀術数、市井の暮らしぶりなどが描かれています。時は末法の世が近く、平安京の治安は最悪と言っていい状況。その中での仏教の役割とはどいうものだったのでしょう。仏教があるからこそ救われる心と、所詮宗教では病気を治癒できない冷酷な事実と、仏師や僧侶という登場人物を通じて考えさせられるものがあります。貴族の優雅な暮らしの影で、多くの市民が野垂れ死ぬ世の中。そこに一筋の光を届けるのは、仏教や仏像なのでしょうか。それとも仏教を信じる人の心にあるのでしょうか。

Posted by ブクログ

2023/04/12

藤原道長人生終盤頃の時代背景。平安時代の仏教、貴族や庶民の仏教感をわかりやすく物語られていた。 仏師の定朝の若い頃から平等院鳳凰堂に阿弥陀如来像を安置する晩年期頃までが舞台。 登場人物 中務。他登場人物(定期、敦明、隆範、彰子、道雅…)の心に宿ることとなる菩薩な存在の偉大さに愛...

藤原道長人生終盤頃の時代背景。平安時代の仏教、貴族や庶民の仏教感をわかりやすく物語られていた。 仏師の定朝の若い頃から平等院鳳凰堂に阿弥陀如来像を安置する晩年期頃までが舞台。 登場人物 中務。他登場人物(定期、敦明、隆範、彰子、道雅…)の心に宿ることとなる菩薩な存在の偉大さに愛を越える慈悲をみた気になった。 又読み返したいと思う小説だ。

Posted by ブクログ

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