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古文書にみる榎本武揚 思想と生涯
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 藤原書店 |
発売年月日 | 2014/09/01 |
JAN | 9784894349896 |
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古文書にみる榎本武揚
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古文書にみる榎本武揚
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本著を通じて榎本武揚の通史を知ることができる。 ①榎本は何故助命されたのか? (黒田との信頼関係だけではない) ・薩長の力関係 ・北海道における薩摩の利害、北海道は薩摩閥 →江戸時代の北海道物産の貿易 →屯田兵(西郷隆盛発案) ・伊藤第一次内閣での幕臣で唯一入閣(黒田の影響) ...
本著を通じて榎本武揚の通史を知ることができる。 ①榎本は何故助命されたのか? (黒田との信頼関係だけではない) ・薩長の力関係 ・北海道における薩摩の利害、北海道は薩摩閥 →江戸時代の北海道物産の貿易 →屯田兵(西郷隆盛発案) ・伊藤第一次内閣での幕臣で唯一入閣(黒田の影響) ・海軍におけるノウハウ取り込み(薩摩閥に取り込む思惑) ・対外的な受け止め方 →南北戦争での敵方への扱いは融和的だった。野蛮な扱いを回避。 ・福沢諭吉も助命に動く →『海律全書』は榎本でないと訳せない →但し、後年は痩せ我慢の説 ②外交・ロシア通 →駐露特命全権公使(マリア・ルス事件を契機)、シベリア横断によりロシアの実態を把握。 →駐清特命全権公使として李鴻章と懇意に (ロシアと清に通じる貴重な存在) →ロシアを過大評価して旨の進言、日露戦争へ ③理系人 ・北海道の価値を理解 →石炭等の資源の宝庫、化学者の知識、外資導入排除 ・東京農大創設 ・文部大臣時に教育勅語をサボタージュ →後に井上毅が仕上げる ・政治的でない、徒党を組むタイプではない ・技術者的な実利主義、合理主義から発想された国づくり →技術立国の日本の基礎を作る ④日本人移民政策の創始者 ・北海道開拓での成功 ・欧米諸国の事例(植民地政策) ・近代資本主義の進展に伴う農村疲弊、人口増 ・植民協会立ち上げ →メキシコへの移民を開始、失敗するも中南米への日本人移民の先駆けへ
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書簡・日記・報告書など自筆資料から実像に迫る。 日本近代史上、榎本武揚ほど評価が分かれる人物はいない。逆賊から一転、政府高官にのぼりつめた男の実像に迫る。(2014年刊) ・はじめに ・第一章 外国への視線 ・第二章 戊辰の嵐に、立つ ・第三章 蝦夷の大地、燃ゆ ・第四章 死を前...
書簡・日記・報告書など自筆資料から実像に迫る。 日本近代史上、榎本武揚ほど評価が分かれる人物はいない。逆賊から一転、政府高官にのぼりつめた男の実像に迫る。(2014年刊) ・はじめに ・第一章 外国への視線 ・第二章 戊辰の嵐に、立つ ・第三章 蝦夷の大地、燃ゆ ・第四章 死を前にした化学者 ・第五章 開拓史で鉱山調査 ・第六章 日露交渉と「シベリア日記」 ・第七章 降りかかる国家の難題 ・第八章 隕石で流星刀を作る ・あとがき 榎本家に残る貴重な資料をもとに執筆されており、興味深い内容となっているが、行間から、榎本を称える気持ちが溢れており、ややバランス欠いているきらいがある。
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