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哲学の使い方 岩波新書1500
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2014/09/22 |
JAN | 9784004315001 |
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哲学の使い方
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商品レビュー
3.9
22件のお客様レビュー
哲学とはなんだろうか。 哲学を使うということはどういうことだろうか。 この本を買ったときに思いました。 読み終えた後もこの疑問に対する答えが得られたとは言えません。 けれども、なんとなく、哲学というのは考えに考えて考え抜くことなんじゃないかと思えました。 当たり前のことを当たり前...
哲学とはなんだろうか。 哲学を使うということはどういうことだろうか。 この本を買ったときに思いました。 読み終えた後もこの疑問に対する答えが得られたとは言えません。 けれども、なんとなく、哲学というのは考えに考えて考え抜くことなんじゃないかと思えました。 当たり前のことを当たり前で済まさないで、もうちょっと先まで考える、そんな思考の行為を習慣にすることが哲学を使うということかな、と感じています。
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- ネタバレ
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後半はよくわからなかった為、第一章のみまとめ 哲学とは「〇〇である。」ではなく、「哲学とは何か。」という問いから始まる。例えるならばスタートラインに立った時、ここは本当にスタートラインだろうかと問うことこそ哲学なのだろう。カントの「哲学を学ぶことはできない、人はただ哲学することを学びうるのみだ。」という言葉はまさに的を得ている。 人が哲学に焦がれるのは直面している困難をうまく解決できないときだ。そしてそういった困難は正解でないことがある。それに対し我々が紡ぐべき思考というのは、わからないけど大事だということをわからないまま正確に対処することだ。ここで重要なのはわからない問題に対して安直な理論で片付けないことだ。たとえわからない問題が出ても問題が立体的に見えるまで耐え忍ぶことが重要。 わからない問題を正確に対処するためにはあらゆる方向から問題を見る必要がある。つまり多くの視点が必要だ。人は都合の良い視点で世界を捉えているため、 その視点のままでは正確に対処できない。 自分の知らない真逆からの視点や思いもつかない視点から見なければならない。そういった自らの視点を自らの関心の「外」の視点とをつなぐことで理解している枠組みを解体し組み変えることができる。
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とてもおもしろい。 哲学に興味があり、本を読む中でもともとおもしろい哲学者だと思っていた。一つ一つの話は短いが、説明がわかりやすく、それでいておもしろいと思う。 当たり前だと思っていた常識、生活などについて鋭く切り込んでおり、疑問を投げかけたり、矛盾点を洗い出したりしていた。そ...
とてもおもしろい。 哲学に興味があり、本を読む中でもともとおもしろい哲学者だと思っていた。一つ一つの話は短いが、説明がわかりやすく、それでいておもしろいと思う。 当たり前だと思っていた常識、生活などについて鋭く切り込んでおり、疑問を投げかけたり、矛盾点を洗い出したりしていた。そのため、ハッとされられた話がいくつもあった。世界の見方が変わった。 違いの章は仕事について考えされられ、この章の話は、考えさせられた。専門性の罠、悲しい目、水筒、うなぎが良かった。
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