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「生命力」の行方 変わりゆく世界と分人主義
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2014/09/24 |
| JAN | 9784062190633 |
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「生命力」の行方
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商品レビュー
3.4
10件のお客様レビュー
全般的に難しかった。特に対談は、どうしてこうも難しくなってしまうのか。というか平野啓一郎がそれぞれの専門家とどうしてこうも渡り合えるのか。中島岳志とは同い年なわけだが、大澤真幸なんかとは15年以上の差があるのに、ほとんど対等。古井由吉に対しては、いくらか敬意を払っているようにも読...
全般的に難しかった。特に対談は、どうしてこうも難しくなってしまうのか。というか平野啓一郎がそれぞれの専門家とどうしてこうも渡り合えるのか。中島岳志とは同い年なわけだが、大澤真幸なんかとは15年以上の差があるのに、ほとんど対等。古井由吉に対しては、いくらか敬意を払っているようにも読めるが。まあとにかく知識量というか読書量というか半端でない。一度読んだら忘れないのだろうか。それとも対談前に相当理論武装していくということか。というようなことで、今回あまり多くは頭に残っていない。しいて言えば、残っている三島を早く読んでしまいたいと思ったということ。それから、鷗外と芥川も少しずつ読んでいかないといけないということ。そして、本書で紹介のあった、大江健三郎「不意の唖」や古井由吉「水/櫛の火」もぜひ読んでみたい。読みながらここはと思って書き出した一文。「文学とは一個人から出発するものだと思うんです。どんな服を着て、何を食べて、どこに住んでいて、どういう性格で、といったように具体的なところを積み重ねていかないことには小説として成立しませんから。かといって、完全に個人的な話に閉じてしまうと、読者と切り離されてしまって、どうでもいい他人事になってしまう。だから一個人を描きながらも、同時にどこかで普遍的なものにつながるというか、ある一定数の人たちに重大な問題であるように開かれていないとだめだと思うんですね。だから、逆に言うと、被災者というカテゴリーから始めることはどうしてもできない。」このところずっと考えていることが、ここにも出て来ていた。以下、いくつかのメモ。木村政彦とはいったい誰のことか。どうして平野啓一郎は僕より10歳も若いのに見てきたような書き方ができるのか。プロレスと言えば、ジャイアント馬場かアントニオ猪木、さらに言えばデストロイヤーくらいか。力道山などリアルタイムで見た記憶はない。ましてや木村政彦などと言う名前は聞いたこともない。しかし、なぜか興味がわいた。そんな人物がいたのか。横尾忠則は僕にとっては状況劇場のポスター作成者か。と思って調べてみたらそれは「腰巻きお仙」だけで、百恵ちゃんのアルバムジャケットとかも作っていたのだった。グールドのショパン ピアノソナタ第3番聴いてみたい。・・・聴いてみた。もう何でもすぐ出てくるなあ。ただ僕にはグールドという表記があるからグールドであって、別の名前が書いてあればそうかなと思うだろう。まあちょっと聴いたことあるのと違う感じだなというところ。フォーレのシシリエンヌは確かに聴いたことあった。以下また引用。「純文学は確かに、社会に盛られた0.01%の毒である。もしそれが、倫理を体現するものでないとするならば、そのことの痛みを秘めたものであるべきだろう。どれほどの快感を伴うものであっても、私はやはり、だらしない麻薬になってしまうことには反対である。」高橋源一郎との対談を読むのもかなり苦しかった。ただ「決壊」はもう一度読もうと思った。文庫で持っているはずなのだが、どこにあるのか探すのが大変そうだ。きっと「葬送」といっしょに、ショパンなどのCDの後ろにあると思うのだが。・・・「葬送」しかなかった。どうやら「決壊」は図書館で借りて読んで、その後、文庫になってから買っていなかったようだ。
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雑誌や新聞に書いてきたエッセイや対談をまとめたもので、社会、アート&エンタメ、文学に分類されて書かれている。 内容が時事について書かれているのもあるので、当時の世相等が共通認識にないと伝わらない。
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途中難しくてわからない箇所もあったが、平野啓一郎さんがぎゅっと詰まった一冊だと思った。横尾忠則さんとだけ、長電話をするというのもわかる気がした。
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