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「軍国主義」が日本を救う
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2014/09/20 |
JAN | 9784198638580 |
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「軍国主義」が日本を救う
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
少し前の本だが、既成観念を崩してくれるという意味で面白かった。すなわち、 ・軍国主義=ファシズム=悪とのレッテルだが、そもそも軍事を国策の中心に据える軍国主義と、一国一党のファシズムはそもそも水と油。寧ろ、ファシズムは宗教原理主義と親和的。 ・軍国主義に徹して国を守った聖徳太...
少し前の本だが、既成観念を崩してくれるという意味で面白かった。すなわち、 ・軍国主義=ファシズム=悪とのレッテルだが、そもそも軍事を国策の中心に据える軍国主義と、一国一党のファシズムはそもそも水と油。寧ろ、ファシズムは宗教原理主義と親和的。 ・軍国主義に徹して国を守った聖徳太子や天武天皇。徹しきれずに敗れて大日本帝国。 ・アメリカのシビコン(全てにおいて政治の優先。作戦にも介入)よりも、英のシビリアン・スプレマシー(戦略と戦術の役割分担)。 ・本質を見落としている特定秘密保護法と平和安全法制。スパイの実刑化(最高刑よりも懲役3年を最低とする)ネガティブリスト化が優先。 ・ろくでもない憲法改正を進め、憲法改正が出来ないことを理由に何もやらない保守こそが問題。 その反面、全方向に喧嘩腰で、左翼、右翼、自民、民主、共産、財務省、防衛省・自衛隊、メディア、東大法学部など全てを口汚く批判。自分だけが正しくて、あとは殆ど全てバカというこういう態度には共感できない。
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倉山さんの本は、まず言葉の設定から。 それが正しいのかどうか、世界でそういう意味で使われているのか検証したことはないが、少なくとも、言葉のイメージだけで検討してはいかんということをいつも思い知る。 少なくとも今の自衛隊は軍ではなく、警察の延長だというのは判った。それだけではない...
倉山さんの本は、まず言葉の設定から。 それが正しいのかどうか、世界でそういう意味で使われているのか検証したことはないが、少なくとも、言葉のイメージだけで検討してはいかんということをいつも思い知る。 少なくとも今の自衛隊は軍ではなく、警察の延長だというのは判った。それだけではないんだろうが。 憲法改正についての意見はほぼ同感。 国防とか、外交とか軍事とか、基本的な議論や理解が全くできていない状況で、確かに何をするんだろう。 それくらい戦後の日本は、いろんなものにぐちゃぐちゃにやられている。 個人的に好きなのは、なぜ日本が大東亜戦争に敗れたか。 上層部がアホやったが、現場が有能すぎて鬼のように強くて、アホな作戦でも勝ってしまう。なのでさらに調子こいて無茶な作戦を、負けるまで、負け続けさせられたって表現。 色々考えさせられる。
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正論(まともな意見)もあれば、暴論(時代錯誤と論理飛躍)もあり、どうにも評価しにくい。田母神俊夫と同じか。単なる保守とは違う。そうか軍国主義者だ(笑)。 以下、引用省略。
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