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漢字の歴史 古くて新しい文字の話 ちくまプリマー新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2014/09/10 |
JAN | 9784480689221 |
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漢字の歴史
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
漢字に興味がある人のための、「漢字入門書」といったところでしょうか。 理解しやすい、易しい言葉で書かれていると感じました。
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【コメント】 ざっと読んでみて、なんだかとっ散らかった印象。 だけど、日本とそれ以外の国々との違いが垣間見れた のは面白かった。 *** 他国との漢字の関りの違いなど… 日本では伝来した漢字は庶民のものとなっていった (遭難した漁民が漂着した他国で筆談していたエピ ソードなど)...
【コメント】 ざっと読んでみて、なんだかとっ散らかった印象。 だけど、日本とそれ以外の国々との違いが垣間見れた のは面白かった。 *** 他国との漢字の関りの違いなど… 日本では伝来した漢字は庶民のものとなっていった (遭難した漁民が漂着した他国で筆談していたエピ ソードなど)が、中国を含む他国では支配階級のもの だった。 中国では、古い書物は焚書されたり割と大切に扱わ れなかったりと紙の書物など散逸しているものが多い が、本書を読んだ印象では日本ではそれと比べると 古いものが大切にされ残っているようだ。 新しい漢字を造字するとき、日本では会意で行う傾向 があるのに対し中国では形成で行う傾向があるという。 *** 巡り巡って 漢字は本来、漢文を表現するためのものだったけど、 日本は外来の漢字に工夫や改良をこらして自分の国 の言葉を表現するようにした。表意文字から仮名 などの表音文字や国字を作ったりして自分のものに していった。そして巡り巡って日本発の漢字(熟語 など)が海外でも使われている。 *** 日本って 現在では、漢字かなカナに加えて英字も使われて おり更に多様化している。それぞれに同じコトバ を綴ってもニュアンスの違いがあったりする。 (※最近は顔文字なんてものもある。これを文章 に添えることでニュアンスも違ってくるね。) 日本人にはきっとその表現に拘る感性をもっている のだろう。何かの事情があって、漢字を捨てて英字 を公用にしたり、他の表音文字を公用にする国など との違いも興味深い。 これらは、他国との比較から日本という国に住まう 人々の一端(日本人が何を大切にしているのか)が 垣間見れたようで面白かった。 【内容】 漢字の歴史について、 世界の言語体系の中での漢字の位置付けや、 漢字の字体(甲骨、金文、篆書、隷書…)の変遷、 漢字文化圏(国々)の漢字の利用され様(発展や衰退 の様子)など紹介されている。
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