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無知の壁 「自分」について脳と仏教から考える サンガ新書062
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | サンガ |
発売年月日 | 2014/09/14 |
JAN | 9784905425182 |
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無知の壁
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
宗教に関する専門的なことはよく分からないけど、自分で自分の壁を作らず、勝手に決めることなく智慧をつけて成長していこうという話だったかと思う。35歳になり、まだまだ自分を変えていけると感じている。ただ、ややもすれば現状に満足したり、周囲に流されたりして苦しくなってしまうことがある。...
宗教に関する専門的なことはよく分からないけど、自分で自分の壁を作らず、勝手に決めることなく智慧をつけて成長していこうという話だったかと思う。35歳になり、まだまだ自分を変えていけると感じている。ただ、ややもすれば現状に満足したり、周囲に流されたりして苦しくなってしまうことがある。過去が良かったと思うこともある。でも、死に向かって進むしかない人生、明日死ぬかもしれない人生なのだから、今この時を一生懸命過ごし成長させていこうとすることが大切だと感じた。成長した先に何があるのか、ではなく、成長の過程を歩むことそのものに喜びを感じていきたい。なかなか難しいけど。
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解剖学者の養老孟司氏と初期仏教のスマナサーラ長老という異業者交流の対談集。 科学と宗教の話は相容れるものなのかと気になりますが、お互い知識人であることから立ち位置が違っても意気投合し、どんどん話が発展していきました。 養老氏は著書『バカの壁』で、かなり大胆に「バカ」について語っ...
解剖学者の養老孟司氏と初期仏教のスマナサーラ長老という異業者交流の対談集。 科学と宗教の話は相容れるものなのかと気になりますが、お互い知識人であることから立ち位置が違っても意気投合し、どんどん話が発展していきました。 養老氏は著書『バカの壁』で、かなり大胆に「バカ」について語っていますが、それは仏教でいうと「無知」に値するのだそう。 「無知」は恐怖を生み、「バカの壁」は偏見や苦しみを生み出すとのことです。 また、知識と智慧の違いが語られました。物事を学んで生きる能力を上げることが知識で、人格を向上して心の汚れをなくすことが智慧だそうです。 歯に衣着せずにものを言う養老氏ですが、実は患者に注射一本打てない怖がりのため、医者ではなく解剖学者になったのだそう。意外な弱点を知りました。 最近では、自分のお葬式に流す曲のリクエストをする人が増えているようですが、一番人気は「川の流れのように」だそうです。 自分(主観)が入ると、理性ではなく感情が行動を支配するようになるため、理性を総動員して人格を向上させる、智慧に至ることの大切さが語られました。 知識を深め、智慧を持つことが人としてのあるべき姿だというのが、違うフィールドから世界を見つめる二人の共通した意見のようです。
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対談。なかなか奥行きのある内容だった。微妙に話が噛み合っていないような気がしなくもないが、上座部仏教と脳科学がとても近似していて部分的には重なっているように読めた。
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