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反論が苦手な人の議論トレーニング ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2014/09/10 |
JAN | 9784480067951 |
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反論が苦手な人の議論トレーニング
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商品レビュー
2.8
17件のお客様レビュー
メンタルやマインドセットの本と思って手に取ったが実際は、きちんとして論述とれーにんぐ。 今の自分には刺さらなかった。でもまた2,3年後に再度読んでみたい感もある。
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タイトルの通り、議論に打ち勝つためのトレーニングを提供している。相手に言いくるめられることなく、あるべきゴールへたどり着くための方法論である。 議論の基本構造は、「共通の問題について、片方の主張があり、他方のツッコミがあり、これに最初の人が応答する」というものである。ツッコミと...
タイトルの通り、議論に打ち勝つためのトレーニングを提供している。相手に言いくるめられることなく、あるべきゴールへたどり着くための方法論である。 議論の基本構造は、「共通の問題について、片方の主張があり、他方のツッコミがあり、これに最初の人が応答する」というものである。ツッコミと応答のやりとりから成るわけだ。片方がツッコミを入れることなく、了承(納得)してしまえば、議論は終わりとなる。 コンサルティングの現場では、ソフトにツッコミを入れることで発見を促す。 科学論文や科学的事実がなぜ正しいとされるのか? それは提示された証拠が厳しい批判に耐え抜いたからである。ツッコミを乗り越えることによって、自他ともに認める客観的な真理となる。詳しい人が言うのだからそうなのだろう、というのが暗黙の了解になっており、正しいかどうかを判断するには高い専門性が必要になる。 議論でよく見られる「人それぞれ、色々な考えがある」という相対主義はコミュニケーションを不可能にする。それぞれの意見が孤立し、個人の好みと選択の問題に矮小化されてしまう。議論の軸を提供し、比較を促すことで、ゴールへ導く。 ーキーフレーズー ・議論では、正解を求めるのではなく、主張が妥当かどうかを検討する ・もう一度定義を言ってもらえませんか?→同じ言葉が同じ事態を指すことを確認する。 ・例示とデータの使い方には穴が多い。データソースが不正確、ウミガメの例。統計的な偏り、吉原の遊女の例。 ー以下、メモー 簡単に納得してしまう人は本書を読むと良い。十分なTipsが与えられている。目の前の情報を常に整理し、論理的に正しいか、抜け道はないかを考える。正しいと思っても、論理的な飛躍がないか、可視化すると良い。統計には特に注意が必要だ。
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すこし積読の状態が長かったが、読んでみたらけっこう楽しめた。 さまざまな二項対立を解消する章と、リーディングについての解説の章がよかったと感じたのだが、そうなると「議論トレーニング」というよりも、何か別のタイトルの方がしっくりくるような気もしないでもない。ひと通り読んで楽しめた...
すこし積読の状態が長かったが、読んでみたらけっこう楽しめた。 さまざまな二項対立を解消する章と、リーディングについての解説の章がよかったと感じたのだが、そうなると「議論トレーニング」というよりも、何か別のタイトルの方がしっくりくるような気もしないでもない。ひと通り読んで楽しめたので他の著書も読んでみる気になった。
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