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反論が苦手な人の議論トレーニング の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2021/10/30

メンタルやマインドセットの本と思って手に取ったが実際は、きちんとして論述とれーにんぐ。 今の自分には刺さらなかった。でもまた2,3年後に再度読んでみたい感もある。

Posted byブクログ

2019/03/19

タイトルの通り、議論に打ち勝つためのトレーニングを提供している。相手に言いくるめられることなく、あるべきゴールへたどり着くための方法論である。 議論の基本構造は、「共通の問題について、片方の主張があり、他方のツッコミがあり、これに最初の人が応答する」というものである。ツッコミと...

タイトルの通り、議論に打ち勝つためのトレーニングを提供している。相手に言いくるめられることなく、あるべきゴールへたどり着くための方法論である。 議論の基本構造は、「共通の問題について、片方の主張があり、他方のツッコミがあり、これに最初の人が応答する」というものである。ツッコミと応答のやりとりから成るわけだ。片方がツッコミを入れることなく、了承(納得)してしまえば、議論は終わりとなる。 コンサルティングの現場では、ソフトにツッコミを入れることで発見を促す。 科学論文や科学的事実がなぜ正しいとされるのか? それは提示された証拠が厳しい批判に耐え抜いたからである。ツッコミを乗り越えることによって、自他ともに認める客観的な真理となる。詳しい人が言うのだからそうなのだろう、というのが暗黙の了解になっており、正しいかどうかを判断するには高い専門性が必要になる。 議論でよく見られる「人それぞれ、色々な考えがある」という相対主義はコミュニケーションを不可能にする。それぞれの意見が孤立し、個人の好みと選択の問題に矮小化されてしまう。議論の軸を提供し、比較を促すことで、ゴールへ導く。 ーキーフレーズー ・議論では、正解を求めるのではなく、主張が妥当かどうかを検討する ・もう一度定義を言ってもらえませんか?→同じ言葉が同じ事態を指すことを確認する。 ・例示とデータの使い方には穴が多い。データソースが不正確、ウミガメの例。統計的な偏り、吉原の遊女の例。 ー以下、メモー 簡単に納得してしまう人は本書を読むと良い。十分なTipsが与えられている。目の前の情報を常に整理し、論理的に正しいか、抜け道はないかを考える。正しいと思っても、論理的な飛躍がないか、可視化すると良い。統計には特に注意が必要だ。

Posted byブクログ

2018/12/13

すこし積読の状態が長かったが、読んでみたらけっこう楽しめた。 さまざまな二項対立を解消する章と、リーディングについての解説の章がよかったと感じたのだが、そうなると「議論トレーニング」というよりも、何か別のタイトルの方がしっくりくるような気もしないでもない。ひと通り読んで楽しめた...

すこし積読の状態が長かったが、読んでみたらけっこう楽しめた。 さまざまな二項対立を解消する章と、リーディングについての解説の章がよかったと感じたのだが、そうなると「議論トレーニング」というよりも、何か別のタイトルの方がしっくりくるような気もしないでもない。ひと通り読んで楽しめたので他の著書も読んでみる気になった。

Posted byブクログ

2018/06/23

これは受験小論文の問題がいくつか取り上げられていて受験小論文の本だと思うが、この本のタイトルはそうは思わせないし、Amazonの「内容紹介」や「内容」の項にもそのことが書かれていない。受験小論文が取り上げるような分野に関心のある人は読めるだろうが、例えば普通のビジネスマンにはこの...

これは受験小論文の問題がいくつか取り上げられていて受験小論文の本だと思うが、この本のタイトルはそうは思わせないし、Amazonの「内容紹介」や「内容」の項にもそのことが書かれていない。受験小論文が取り上げるような分野に関心のある人は読めるだろうが、例えば普通のビジネスマンにはこの内容に興味が持てない人がかなりいるだろう。論理や議論に関係する本には対象読者のはっきりしないものが時々あるが、はっきりさせるべきではないか。不適切な購入者がある程度いるだろう。

Posted byブクログ

2017/08/19

相対主義「人それぞれでいい」という考え方が議論を不可能にしてしまうことに気付かされた。ディベートが苦手な日本人はますます議論が苦手になる要因になりそうだ。市民団体の主張を例に引いた背理法は、その仕組みを知っていないと反論ができない。クレーマーの対処はこの辺りが肝になるだろう。後半...

相対主義「人それぞれでいい」という考え方が議論を不可能にしてしまうことに気付かされた。ディベートが苦手な日本人はますます議論が苦手になる要因になりそうだ。市民団体の主張を例に引いた背理法は、その仕組みを知っていないと反論ができない。クレーマーの対処はこの辺りが肝になるだろう。後半は演習問題(大学等入試問題がベース)に対し、P君、Q君の掛け合いで理解を深めようとする著者の努力がうかがえる。しかし、多くの事例を体験しないと、反論できるようにはならないだろう。再読で理解を深める必要を感じた。

Posted byブクログ

2017/06/01

ちゃんと読めば力になりそうな本だったが、残念ながら時間がとれず中途半端に。 でも短いなかでも「たしかに!」と思うことや、根拠の無い説得の怖さ(嘘の数字とか見抜けないよな~)がわかった。

Posted byブクログ

2016/07/28

タイトルのままというよりは、テストの小論文対策といったところでしょうか。これはこれでよし。入門編ととらえました。

Posted byブクログ

2016/01/06

帯には「自己主張したい…でも嫌われたくない人へ」とあったが,実際のところは単に反論を論理的に組み立てる方法を説いていて,これらを実現出来たとしても嫌われないで済むとは限らないように思った(恐らくそれで嫌いになるような人はそもそも相手にするべきでない,ということなのだろうけれど)....

帯には「自己主張したい…でも嫌われたくない人へ」とあったが,実際のところは単に反論を論理的に組み立てる方法を説いていて,これらを実現出来たとしても嫌われないで済むとは限らないように思った(恐らくそれで嫌いになるような人はそもそも相手にするべきでない,ということなのだろうけれど). 後半から急にかなり抽象的な問題を扱っていくが,これらはどちらかと言うと,何かに対して反論するというよりは寧ろ,問題を整理することで自分なりの立場を見出すことを主眼に置いている.

Posted byブクログ

2015/11/15

議論では、正解を求めるのではなく、主張が妥当かどうか検討する マラリアで死亡を阻止するため、蚊帳を寄付、現地生産の蚊帳が減る

Posted byブクログ

2015/10/18

国語の授業はこういったことを学ぶのだろうか。 難しいことをシンプルに表現して構造・主張をわかりやすくする。 対立はなにか。

Posted byブクログ