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べにはこべ 河出文庫

バロネス・オルツィ(著者), 村岡花子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2014/09/01
JAN 9784309464015

べにはこべ

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商品レビュー

3.3

11件のお客様レビュー

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2024/01/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

うーん、期待しすぎた。 期待しすぎるのはわたしの不幸のすべての原因である(なんの話?) プロメテウスが行動の前に考える人、エピメテウスが後から考える人、とするとマーガリートは何も考えない人、に見えた。思考を放棄している。 たとえ裏目に出ても、自分で考えて判断して行動して、 「誰かのために勇気をふりしぼって」進むのは女の子であってほしい、と思うのは、80年代少女小説、そのあとの代田さん翻訳のYAを読んできたせいかもしれないけれど。 時代のせいかなあ。 ゼンダ城のプリンセスはもう少しかっこいい。最後のところがとても。 私にはプリンセスとして生きてきたこれまでの人生があり、それも同じくらい大切なものなのです。 翻訳としては、カタカナが少ないのが素晴らしいですね。翻訳家なら、金原瑞人さん、代田亜香子さん、柴田元幸さんあたりが好きです。 なぜか同時進行で14世紀イタリアの話を読んでいたので、虐げられてきた民衆の怒り、悲しみが、貴族に生まれただけで悪いことはしていない、としても許せないくらい、溜まっていたのだと思うと恐ろしいことです。 暴力に暴力で返すのはなんの解決にもならないけれど。 よりよい世の中になっていくとよいなあ。人間の感情は水だとすると、あふれたり持て余したりしたらどうしたらいいんだろう。 正しく流して作物が育ちますよう。

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2023/09/19

"題名は知ってるけど読んだことないので読んでみよう"がマイ•ブーム…というわけではないのだが、試しに読んでみた。その結果………。疲れた。 『いわゆる、昔風の少女マンガって、こういうところから出来上がっていったんだろうなぁ』ということが確認できたのが最大の感想...

"題名は知ってるけど読んだことないので読んでみよう"がマイ•ブーム…というわけではないのだが、試しに読んでみた。その結果………。疲れた。 『いわゆる、昔風の少女マンガって、こういうところから出来上がっていったんだろうなぁ』ということが確認できたのが最大の感想です。あと宝塚ファンの人とかが好きなんだろうと思いました、知らんけど。一見すると冒険活劇なんだけど主役は貴族の女性…とかね。1905年の出版だから、あらすじもテンプレート化してしまっていて先が読めてしまうのも仕方がないもんね。「最後までよく読んだよオレ」と、自分で自分を褒めてあげました。

Posted by ブクログ

2020/08/18

会社のヅカオタの同僚から「スカーレットピンパーネル」のブルーレイを借りて視たので、原作も読みたくなり、読みました。 フランス革命を舞台に、絶世の美女マーガリートが、謎のヒーロー「べにはこべ」を追って大冒険、最後は夫の真実の愛に気付いてハッピーエンド。少女小説のロマン満載です。 宝...

会社のヅカオタの同僚から「スカーレットピンパーネル」のブルーレイを借りて視たので、原作も読みたくなり、読みました。 フランス革命を舞台に、絶世の美女マーガリートが、謎のヒーロー「べにはこべ」を追って大冒険、最後は夫の真実の愛に気付いてハッピーエンド。少女小説のロマン満載です。 宝塚版との違いを比べながら読むのが楽しかった。宝塚版は、パーシィ、マーガリート(マルグリット)両方の視点から物語が進行しますが、原作は終始マーガリート視点で描かれています。 最初はマーガリートが高慢ちきであまり好感が持てなかったのですが、真実を知り、今までの自分を反省してひたむきに頑張る姿には心打たれた。終わってみれば傲慢なところも含め、可愛い女性と思えた。 村岡花子さんって有名な翻訳家さんなのかな?古典作品だけど、読みやすかったです。

Posted by ブクログ

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