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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2014/08/01 |
JAN | 9784163900889 |
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商品レビュー
3.7
111件のお客様レビュー
「思てたんとちゃう!」の連続で息つく暇もなくのめり込んで読めた。 初出を見たり、調べたりしたところ、関西青酸カリ連続事件に影響を受けてないようだ。でも、今読んだ人間としては序盤は特にその事件が思い出された。作中に何度か木嶋の事件は触れていたり、軽妙な関西弁や緻密な描写から(序盤は...
「思てたんとちゃう!」の連続で息つく暇もなくのめり込んで読めた。 初出を見たり、調べたりしたところ、関西青酸カリ連続事件に影響を受けてないようだ。でも、今読んだ人間としては序盤は特にその事件が思い出された。作中に何度か木嶋の事件は触れていたり、軽妙な関西弁や緻密な描写から(序盤は特に)リアル感があって背筋が凍った。
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身近な地名ばかりで、どこで何が起こっているのか想像しやすい 街ですれ違う人、たまたま見かけた人にも、こういうことで生計を立てているのかもしれないと思うほど臨場感がある 小夜子と柏木の関西弁の会話が、イントネーションを伴って聞こえてきそう 調査役の本多、過去には切れる警察官だったの...
身近な地名ばかりで、どこで何が起こっているのか想像しやすい 街ですれ違う人、たまたま見かけた人にも、こういうことで生計を立てているのかもしれないと思うほど臨場感がある 小夜子と柏木の関西弁の会話が、イントネーションを伴って聞こえてきそう 調査役の本多、過去には切れる警察官だったのだろう 違法な職権濫用で小夜子・柏木の犯行を執念深く突き止めた まさか一発逆転を考えていたとは…この人は、善人なのかと思っていたのに、私も読みが甘いな 悪い人しか出てこない ある意味、気楽に読める 人生、真面目にこつこつ、真っ当に働いて暮らさなくてはならないという教訓
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小夜子と柏木のテンポのいい会話が恐ろしいとか腹が立つとかよりコミカル。 小夜子には死んでほしくなかったなー。小夜子の死以外にも最後の方の展開は好みじゃなかったけど面白かった。 著者の経歴に京都で美術の先生してたとあったし、表紙の絵は同じ名字の黒川さんの手によるものということで奥さんか娘さんなのかな?美術の先生という経歴が、作中で小夜子の餌食になる元教師の設定がリアルなものに思えて面白かった。建築というか内装の話なんかが多いのもなにか関係あるのかな。 あとやたら「ショートカット」の女性が多いんだけど、こういう年齢の男性が言うショートカットってほんとにショートカットなのか?ただ単に短いって意味で「ショートなカット」なんだと思ってないか甚だ疑問。 「きりっと冷えたビール」やパスタやアイスコーヒー、お寿司、ベトナム料理などなどいろんなものが食べたり飲んだりしたくなった。神経図太いな私
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