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荊棘の実 白蓮自叙伝
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荊棘の実 白蓮自叙伝

柳原白蓮(著者)

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荊棘の実 白蓮自叙伝

定価 ¥2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2014/08/25
JAN 9784309023151

荊棘の実

¥990

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2021/05/21

読了。図 NHK連ドラの「花子とアン」に出てくる 「蓮様」こと柳原白蓮の自叙伝。 これを書くにあたって誰かに迷惑をかけるかもしれない事を考慮して登場人物は実在の人物をモデルとして小説風にしたものだと白蓮ご本人が冒頭で述べています。 ちなみに、印刷までの校正その他は「花子」こと村...

読了。図 NHK連ドラの「花子とアン」に出てくる 「蓮様」こと柳原白蓮の自叙伝。 これを書くにあたって誰かに迷惑をかけるかもしれない事を考慮して登場人物は実在の人物をモデルとして小説風にしたものだと白蓮ご本人が冒頭で述べています。 ちなみに、印刷までの校正その他は「花子」こと村岡花子さんがされた様です。 生まれた時からの生い立ちと山本(伊藤伝右衛門)との結婚生活が大半で宮川と(宮﨑龍之介)出会うのは最後の1ページのみで、唐突に終わります。 有名な「白蓮事件」に関しては書かれていません。 華族出身で、なんの不自由もなく裕福な生活をしている様でも、当時の女性は意思などは無視され、かなり押さえつけられてきたのが分かります。 こんな生き方してたら、世の中に反発して道ならぬ事にもなりかねないなぁとも思ったり。 そして、家を継ぎ守るためには養子だの妾に産ませるだのの話しがかなり頻繁に出てきて 白蓮自身もあっちこっちへやられ、生みの親、育ての親、戸籍上の親と複雑です。 大人の勝手からで子供の意思なんてどこにも無い。 気がついたら親が変わってたり、騙されて別の家に連れて行かれたり、知らない間に縁談が決まっていたりと今では「え?は?」ってことでも当時は「そんなものね」などと渋々も納得していたのですよね。 上流階級の人たちのやんごとない言葉使いが少々読みにくいのと小説にしては終わりが唐突で⭐️4つ 余談ですが別で調べたら 白蓮の実の父の妹は明治天皇の側室で大正天皇の生みの母であり 白蓮は大正天皇と従兄妹関係だそう。

Posted by ブクログ

2015/02/01

自叙伝(半生)をモデルにした小説です。昭和の初めとはいえ、関係者がほぼ皆生きているという状態で、これを世に出した白蓮女史の勇気と、後押しした村岡花子先生の思いを感じずにはいられません。これでもあまり酷いことは差し引いてあるのだろうと思うと、当時の華族女性の一生がいかに「忍耐」を強...

自叙伝(半生)をモデルにした小説です。昭和の初めとはいえ、関係者がほぼ皆生きているという状態で、これを世に出した白蓮女史の勇気と、後押しした村岡花子先生の思いを感じずにはいられません。これでもあまり酷いことは差し引いてあるのだろうと思うと、当時の華族女性の一生がいかに「忍耐」を強いられるものだったかよく分かりました‥‥‥。

Posted by ブクログ

2014/10/27

本人による自叙伝ではあるけども、少し脚色もされてるようであえて小説で。 幼少時代から、宮崎龍介の出会う所まで詳しく書かれています。 いや、出会う所は急で、そして急に終わった感じで。 いろんな不幸に苛まれるけど、それをうまく表に出す事が出来なくて独り善がりと取られてしまうという...

本人による自叙伝ではあるけども、少し脚色もされてるようであえて小説で。 幼少時代から、宮崎龍介の出会う所まで詳しく書かれています。 いや、出会う所は急で、そして急に終わった感じで。 いろんな不幸に苛まれるけど、それをうまく表に出す事が出来なくて独り善がりと取られてしまうというか、空回りしてしまう感じが凄くよくわかります。 華族であるが故の自由さが無い人生だったのでしょう。 ここに書かれてる以後の人生が幸せであれば。 「白蓮れんれん」も読みます。

Posted by ブクログ

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