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低地 新潮クレスト・ブックス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2014/08/26 |
| JAN | 9784105901103 |
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商品レビュー
4.4
43件のお客様レビュー
過激な革命運動で命を落とす弟。 娘を残して失踪するその妻。 旧弊的な両親。 その中で、迷いながら、戸惑いながらも新大陸で生活を始める、
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現代の作家では一番好きな人かもしれない。 今回の長編(約470ページ)も、裏切られることはなかった。 彼女のバックグラウンドから、インドとアメリカ、移民について書かかれた小説が多いけれど、今回のようなインドの 独立後の激動の時代に触れてあったような作品はなかったように思う。...
現代の作家では一番好きな人かもしれない。 今回の長編(約470ページ)も、裏切られることはなかった。 彼女のバックグラウンドから、インドとアメリカ、移民について書かかれた小説が多いけれど、今回のようなインドの 独立後の激動の時代に触れてあったような作品はなかったように思う。しかし、舞台の出発点はそこであっても、やはり 彼女の核心は人物描写と静かで余韻の残る卓越した文章だと思う。 長編だけあって、主人公スバシュの幼少から晩年までが描かれているが、時に過去の出来事が挟まれ、 語り部が主な人物で変化しながら物語が進む。 そして、ストーリーも今回はなかなか刺激的だった。 仲の良かった弟がインドの過激派の活動にのめりこむようになり、だんだんと価値観がずれていくこと、そして、 弟がその活動のため殺されること、その身重の妻、ガウリを自分の妻として迎え入れ、アメリカに連れ帰ること。 でも結局は彼女との溝は埋まらず、突然彼女が去ってしまうこと。 でも、ガウリがまだ12歳ほどの自分の娘をあっさりと捨てて去ってしまう自己中心さは理解に苦しむところだった。 その何十年後か、人生の終盤となって、スバシュが娘に本当の父親のことを話すこと、ガウリと娘の再会、など緊張した展開がある。 最後はどんな風に着地するんだろう、もしかしてあまり良くないのかな、、と思っていたら、 意外にもそれぞれに希望の光が差し込む。そして、最後のシーン。弟が殺される前に思い返した場面なのだろうか。 私はどんな場面を思い返すだろう。
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【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB1637930X
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