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昭和史の大河を往く(5) 最強師団の宿命 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2014/08/23 |
JAN | 9784122059948 |
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昭和史の大河を往く(5)
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昭和史の大河を往く(5)
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
屯田兵にルーツを持つ第七師団を材に取り、その視点から昭和の戦争を追ったシリーズ第5弾。ネトウヨは毎日のように「兵隊さんは偉かった」とアジる。確かに偉い兵隊さんもいただろう。しかし、その兵隊さんに指示を出していた大本営は、どうしようもないバカの集まりだった。これは徹底的かつ半永久的...
屯田兵にルーツを持つ第七師団を材に取り、その視点から昭和の戦争を追ったシリーズ第5弾。ネトウヨは毎日のように「兵隊さんは偉かった」とアジる。確かに偉い兵隊さんもいただろう。しかし、その兵隊さんに指示を出していた大本営は、どうしようもないバカの集まりだった。これは徹底的かつ半永久的に批難され続けなければならない、歴史の教訓である。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「最強師団であるがゆえに常に激戦の地に投入され、戦い続けるのを宿命とした旭川第七師団」。煽り文句はかっこいいが、筆者の思い入れが強すぎてちょっと感傷的すぎる印象はある。けれど、大本営の無謀な作戦により故郷の師団が多くの犠牲を強いられたということに対する筆者の怒りと哀しみは伝わってきた。 戸部良一さんの巻末の解説で、筆者が憤る背景がよく分かった。こちらの方が最強師団の悲哀をじわじわと感じました。
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沖縄戦での軍関係戦死者で最も多いのが北海道出身というのは初耳でした。 「彼らは勇敢な敵だった」という言葉に含まれた二重の意味。 「最強師団」であることを義務付けられた故の悲劇。 一木支隊がガダルカナルへ送り込まれた理不尽さと大本営の机上主義。
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