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米軍と人民解放軍 米国防総省の対中戦略 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2014/08/01 |
JAN | 9784062882774 |
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米軍と人民解放軍
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商品レビュー
3.3
9件のお客様レビュー
結構古い本になってしまったが、台湾有事の事態推移についてイメージできた。 元陸将の渡辺悦和の「米中戦争」(講談社現代新書)が、似たようなので新しい話も扱っている。
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拡大する中国の軍事装備・技術を解説するとともに、日米の現在の軍事力とその問題点を扱い、さらにそこから、2030年代を舞台に日米台と中国の衝突の推移を占う。Peter Navarroの「米中もし戦わば」と重なる内容も多いが、自衛隊や在日米軍の弱点について特に扱っている点は本書に特有...
拡大する中国の軍事装備・技術を解説するとともに、日米の現在の軍事力とその問題点を扱い、さらにそこから、2030年代を舞台に日米台と中国の衝突の推移を占う。Peter Navarroの「米中もし戦わば」と重なる内容も多いが、自衛隊や在日米軍の弱点について特に扱っている点は本書に特有かと思う。しばしば取り沙汰される対艦弾道ミサイルや、宇宙・サイバー分野での攻撃だけでなく、地上の固定目標を攻撃できる各種弾道ミサイル・巡航ミサイルがあること、機雷の脅威、特殊部隊を使った撹乱なども、安価な手段で日米の動きを封じることに寄与していることがうかがえる。また、航空戦においては距離と数で優位に立つ中国軍に対して、米軍のアセットの性能を以ってしても、相応の損害が出ること、加えて自衛隊の水上艦隊は対水上・対空戦で劣勢にあることも分かる。本書では中国の国内事情が一枚岩でないことにも触れており、沿海の省と海警や海上民兵との関わりなどは勉強になった。昨今出ている敵基地攻撃能力付与の話は、本書のシミュレーションのような内容を踏まえて、各種ミサイルのキャリアを先に叩くことを目指すものかと思うが、先制攻撃ができないとすれば、正直なところいわゆる「銃後」になる、本土の守りを確固たるものにしない限り、いくら攻撃アセットを整えても意味が無いように思えた。自衛隊としては、巡航ミサイルによる基地攻撃での被害を低減する策や、旧式化した戦闘機の更新が課題になるようである。
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エアシーバトルの解説なんだが、なんというか全体の論調がいいわけがましい。(著者が朝日新聞社所属だからなのか?)そして、『米軍はミサイルという新たな脅威に』とか『中国はコストパフォーマンスの良いミサイルに注目している。えらい』的なことを言われると、ちょっとどんな顔していいのかわから...
エアシーバトルの解説なんだが、なんというか全体の論調がいいわけがましい。(著者が朝日新聞社所属だからなのか?)そして、『米軍はミサイルという新たな脅威に』とか『中国はコストパフォーマンスの良いミサイルに注目している。えらい』的なことを言われると、ちょっとどんな顔していいのかわからない。 まあ、そんな変な部分を読み飛ばせば、ランド研究所やCSBAの研究レポートを元にしているモノのはずなのだが、「入門書」と言うには基礎的な単語、概念の説明が無く、それ以上向けと言うには明らかに勘違いしている記述が見られ、『誰が何の為に』について疑問が残る一冊である。 で、結局ASBってなんなの?となる。A2ADの範囲外にいったん引いてから、新型爆撃機によるバックハンドブローに主眼を置いたモノなのか?
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