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源氏方の武士として活躍し、『平家物語』でも有名な熊谷直実はある時から武士の道を捨て出家し、法然の弟子として仏道に生きることになりました。浄土真宗教団においても、熊谷直実は法然門下の同門として度々登場します。 この本ではそんな熊谷直実がなぜ武士の道を捨て出家の道を選んだのかという...
源氏方の武士として活躍し、『平家物語』でも有名な熊谷直実はある時から武士の道を捨て出家し、法然の弟子として仏道に生きることになりました。浄土真宗教団においても、熊谷直実は法然門下の同門として度々登場します。 この本ではそんな熊谷直実がなぜ武士の道を捨て出家の道を選んだのかということが語られます。当時の武士団がどのような価値観で動いていたのかということも本書では学ぶことができます。鎌倉殿の13人のような上位階級の武士と熊谷直実のような下級武士ではその待遇や価値観も異なります。そうした武士間の溝についても本書では知れます。これは意外な視点でした。
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鎌倉幕府草創期における最小規模の一武士の生涯を辿り、中世武士とは何か、という課題を検討する内容。戦乱の中で家の存立に奔走した前半生と宗教者としての後半生の対比が印象的であり、その時代精神が感じられるように思う。
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