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スリーピング・ブッダ 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2014/08/01 |
JAN | 9784041019412 |
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スリーピング・ブッダ
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スリーピング・ブッダ
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商品レビュー
3.5
20件のお客様レビュー
裏表紙に「生きる意味を問いかける、熱き男たちの青春パンク小説!」とあり、宗教に関する小説でこの煽りが気になり手に取りました。 若い男たちが僧侶になるために苦しみながら修行に励む姿は美しかったです。 僕は自身を長らくパンクスと自称していたのでこの作品が訴えていることがよく分かります...
裏表紙に「生きる意味を問いかける、熱き男たちの青春パンク小説!」とあり、宗教に関する小説でこの煽りが気になり手に取りました。 若い男たちが僧侶になるために苦しみながら修行に励む姿は美しかったです。 僕は自身を長らくパンクスと自称していたのでこの作品が訴えていることがよく分かります。 人生にも音楽にも宗教にも救いなんて無いんです。 鬱屈した日々を生きて苦しいならライブハウスでパンクロックを聴いてほしい。そこにも救いなんてないけれど、またそこに行くために生きていけるから。 信じるのは仏様や神様ではなく自分です。 手の届く愛する人たちのために生きていきましょう。
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想像していた物語とは全く違いました が、面白かったです! 海外留学している時に『あなたは何を信じて生きてるのか?』と何人かの留学生に聞かれたのを唐突に思い出しました 答えられませんでした 今も、答えられません
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普段のやまだないとさんの絵柄は、岡野玲子さんの絵柄とは全く似ていないのだが、ちょっとヤサグレた表情でエレキギターを抱えた雲水の表紙絵は、どうしても「ファンシィダンス」を想起させてしまう。物語もお山での修行を描く前半は既視感を感じてしまった。珍来(デブ)もいるし。 ただ、若干テン...
普段のやまだないとさんの絵柄は、岡野玲子さんの絵柄とは全く似ていないのだが、ちょっとヤサグレた表情でエレキギターを抱えた雲水の表紙絵は、どうしても「ファンシィダンス」を想起させてしまう。物語もお山での修行を描く前半は既視感を感じてしまった。珍来(デブ)もいるし。 ただ、若干テンプレ感がある前半の方が物語としては安定しているように思う。山を降りた後、怒涛の展開を見せる後半は、テーマが重い分、細部が描ききれていない気がした。ページ数的には決して短くはないのだが、隆春、広也、厳俊と視点も三分割されており、それぞれ、とくに広也が何を考えているのか掴みかねてモヤモヤしたまま読み進めてしまった。 既存の寺システムに依存せずに宗教家としてあり続けるには困難を伴うはずだ。ましてやカルト教団の教祖に祭り上げられてしまった広也にとっては。そんな中で、ラストの広也と隆春の坐禅に少しだけ希望を見出せるのは、隆春の生き方にしなやかさを感じるからだろう。
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