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立憲主義の日本的困難(1914-1947) 尾崎行雄批評文集
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日教販 |
発売年月日 | 2014/07/31 |
JAN | 9784906917310 |
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立憲主義の日本的困難(1914-1947)
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立憲主義の日本的困難(1914-1947)
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尾崎行雄『立憲主義の日本的困難 尾崎行雄批評文集1914―1947』書肆心水、読了。一貫して立憲主義の理想を掲げ、藩閥・金権政治を批判した尾崎行雄。本書はその批評をまとめたもの。一読すると、古くて根深い日本の反立憲主義的心性との闘いが「憲政の神様」の歩みであったことが理解できる。...
尾崎行雄『立憲主義の日本的困難 尾崎行雄批評文集1914―1947』書肆心水、読了。一貫して立憲主義の理想を掲げ、藩閥・金権政治を批判した尾崎行雄。本書はその批評をまとめたもの。一読すると、古くて根深い日本の反立憲主義的心性との闘いが「憲政の神様」の歩みであったことが理解できる。 義務と権利において「台閣の宰相と田野の匹夫との間に、何の軽重厚薄もない」、「ただ一貫したる道理によってのみ支配せられる」--。尾崎は、道理の支配こそ立憲政治の精神であり、「腕力・金力による」支配を反立憲主義として対置する。大日本帝国憲法とて例外ではない。 「腕力・金力による」支配とは、藩閥・官僚主導の強引なやり方だけではない。国政に参加する選挙民の、やれ「鉄道を引け」の如き情実心理も例外ではなく、その心性に、戦前日本の議会政治が立憲政治を確立できなかった「日本的困難」さを読みとる。党派の論理は、権力の側に「だけ」あるのではない。 「新憲法を祝す」尾崎は再び「立憲主義の再建」を説く。制度的確立だけで立憲主義は保障され得ない。有権者の意識変革(道理の支配)こそ何よりも必要不可欠なのだ。藩閥型独裁的政治が回帰する今、尾崎の批評に耳を傾け、床屋政談の前に認識を更新したい。
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尾崎行雄の立憲関係の言葉。拾い読み中。 この人は本当、理想的な理想主義者だ。 芯が全然ゆらがない。 漢文みたいな初期の文章は私にはちょっと読みにくい。 当時の政情や事件についても無知だから、なにを指しているのかわからない。 それでも、「何が問題なのか」「なぜダメなのか」がきっち...
尾崎行雄の立憲関係の言葉。拾い読み中。 この人は本当、理想的な理想主義者だ。 芯が全然ゆらがない。 漢文みたいな初期の文章は私にはちょっと読みにくい。 当時の政情や事件についても無知だから、なにを指しているのかわからない。 それでも、「何が問題なのか」「なぜダメなのか」がきっちり示されているから、固有名詞がわからなくても言葉がきちんと通じる。 というか、そのまんま今の社会に通じてしまうことが情けない。 これは手元に置いてちまちま読みたいな。高いけど。 この本の値段としては高くないけど財布から出て行く金額としては大きいのが辛いところ。
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