1,800円以上の注文で送料無料

おだまり、ローズ 子爵夫人付きメイドの回想
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

おだまり、ローズ 子爵夫人付きメイドの回想

ロジーナ・ハリソン(著者), 新井雅代(訳者), 新井潤美

追加する に追加する

おだまり、ローズ 子爵夫人付きメイドの回想

定価 ¥2,640

550 定価より2,090円(79%)おトク

獲得ポイント5P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

7/9(火)~7/14(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2014/08/12
JAN 9784560083819

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

7/9(火)~7/14(日)

おだまり、ローズ

¥550

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.3

40件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/02/25

イギリスのお屋敷もの、大好物です。 トップに君臨するのはもちろん カズオ・イシグロの『日の名残り』。 こちらも楽しませて貰いました。 しかしこの分野では 日本ではいつも同じ方が 著者だったり監修だったり解説されてますよね。 人材不足なのかなぁ…

Posted by ブクログ

2024/01/21

面白かった!! エネルギッシュで破天荒な女主人に仕えるお付きメイドの回顧録。主人も主人なら、メイドもメイドで、お互いをやりこめようと侃侃諤諤の舌戦を繰り広げていたみたい。ローズの仕事や人生について書かれた本書だけど、彼女が35年お付きメイドをやっていたのもあって内容の大部分は主人...

面白かった!! エネルギッシュで破天荒な女主人に仕えるお付きメイドの回顧録。主人も主人なら、メイドもメイドで、お互いをやりこめようと侃侃諤諤の舌戦を繰り広げていたみたい。ローズの仕事や人生について書かれた本書だけど、彼女が35年お付きメイドをやっていたのもあって内容の大部分は主人であるレディ・アスターのことになっている。上流階級の暮らしやレディ・アスターがいかに型にはまらない女性だったかを鋭い感性で観察し、覚えていたローズの、ウィットに富んだ歯に衣着せぬ語彙は痛快だし、ローズとレディ・アスターの信頼、相棒感は、時に笑いあり時に涙ありで…。 メイドの視点を細かに描写してるから二〇世紀の西洋貴族の知識としても役に立ちそう。 ⚫︎あらすじ 大富豪のアスター子爵夫人は才色兼備な社交界の花形で英国初の女性下院議員、おまけにとってもエキセントリック! 型破りな貴婦人に仕えた型破りなメイドの、笑いと涙の35年間。 笑いと感動で描く、お屋敷の内側 著者は一八九九年イギリス生まれ。庶民の若い女性の常で、学校を卒業後はメイド奉公に出ることになるが、当時の庶民には不可能ともいえる、旅行がしてみたいという夢をいだいていた。娘の賢さを知る母親は、メイドとしては格上の「お屋敷の女主人付きメイド」になれば、お供をして旅行ができると教える。ローズは「女主人付き」の下位ポストである「令嬢付き」メイドとしてキャリアをスタートし、キャリアアップの結果アスター家へやってくる。 ナンシー・アスター(夫はアメリカの大富豪アスター一族出身でプリマス市長)は才色兼備な社交界の花形。イギリス初の女性下院議員になり、内外の王族・文人・政治家と交流が深い一方、エキセントリックな性格でメイドが居つかない女主人であった。ローズは雇用主にも臆せず物を言う性格を気に入られ、子爵夫人が亡くなるまで三十五年間も生活を共にする。そして、雇い主と使用人を超えた特別な信頼関係のなか、第二次大戦中の大空襲や政界を揺るがしたソ連のスパイ事件など、お屋敷のピンチを切り抜けていく。 「古き良きイギリス」最後の時代のお屋敷を映画のようにドラマチックに描いた、使用人もの回想録の決定版。 (白泉社HPより引用)

Posted by ブクログ

2023/05/07

20世紀の英国でメイドを勤めた女性の回顧録。彼女が仕えたレディアスターは、英国で2人目に庶民院議員になった女性。気まぐれで型破り。でも、人との関係を大事にしていて、それは使用人に対しても言えること。この本の中では、子爵夫人だけでなく、子爵、執事、その他の使用人がそれぞれの役割に従...

20世紀の英国でメイドを勤めた女性の回顧録。彼女が仕えたレディアスターは、英国で2人目に庶民院議員になった女性。気まぐれで型破り。でも、人との関係を大事にしていて、それは使用人に対しても言えること。この本の中では、子爵夫人だけでなく、子爵、執事、その他の使用人がそれぞれの役割に従って家を運営していく一つの部族として描かれている。個性的で面白い面々なのだが、なんと言っても子爵夫人と著者のやりとりが面白い。著者は1964年にレディアスターが死ぬまで侍女をを勤めたのだが、メイドという職業がそんなに最近まで存在したことにびっくりした。彼女が勤めている間に、二つの世界大戦があり、政治家としての活動もある中で、王家や他の貴族、著名人、外国(特にレディアスターの出身地のアメリカ)からの来客をもてなす忙しい生活をしていて、それを円滑に進める使用人たちの働きが書かれていて、貴族社会を覗き見る面白さもあった。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品