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おだまり、ローズ 子爵夫人付きメイドの回想
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おだまり、ローズ 子爵夫人付きメイドの回想

ロジーナ・ハリソン(著者), 新井雅代(訳者), 新井潤美

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おだまり、ローズ 子爵夫人付きメイドの回想

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2014/08/12
JAN 9784560083819

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 回想録
  • メイド生活
  • 辛辣なユーモア
  • 主従関係の絆
  • 歴史的背景とキャラクター
  • パワハラ上司との対話
  • 現代人の共感
  • 皮肉に満ちた言い合い
  • 夫人とメイドの友情
  • 社会階層の探求

この作品は、アスター子爵家の夫人に仕えたメイドの35年間の回想録を通じて、主従関係の複雑さやユーモアを描いています。辛辣でわがままなアスター夫人と、彼女に仕えるメイド・ローズとのやり取りは、単なる雇用関係を超えた深い絆を感じさせます。特に、二人の言い合いには皮肉やユーモアが散りばめられており、周囲の人々も楽しませている様子が描かれています。また、実際のメイドの回想記であるため、歴史的な背景にも触れつつ、個々のキャラクターが際立つ魅力があります。ローズがアスター夫人の中に見出す美点や愛情は、現代に通じる人間観察の視点を提供し、パワハラ上司に悩む現代人にも共感を呼ぶ要素となっています。これらの要素が、読者を引き込む魅力となっているのです。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/04/04

わがまま貴族ヒロイン(5児の母)にたまに盾突きながら振り回される使用人たちの愉快な日々 人間の英雄的な/頑なで意地悪く気分屋な/ノブレスオブリージュな/愛情深い/毒な面をずっと見てきたレディーズメイド(こちらもなかなか強い)の記録 当時の一般的淑女では全くないが、それでも・それが...

わがまま貴族ヒロイン(5児の母)にたまに盾突きながら振り回される使用人たちの愉快な日々 人間の英雄的な/頑なで意地悪く気分屋な/ノブレスオブリージュな/愛情深い/毒な面をずっと見てきたレディーズメイド(こちらもなかなか強い)の記録 当時の一般的淑女では全くないが、それでも・それがむしろ興味深い当時の事績の記録となっている

Posted by ブクログ

2024/07/12

イギリスの貴族の家で働いたメイドの回顧録。 …というつもりで読み始めたが、仕えたのはイギリス初の女性の下院議員であるナンシー・アスター(レディ・アスター)で、そのことも大きなウエートを占めている。 メイドの仕事を垣間見るというだけでなく、レディ・アスターの独特のキャラクターを描く...

イギリスの貴族の家で働いたメイドの回顧録。 …というつもりで読み始めたが、仕えたのはイギリス初の女性の下院議員であるナンシー・アスター(レディ・アスター)で、そのことも大きなウエートを占めている。 メイドの仕事を垣間見るというだけでなく、レディ・アスターの独特のキャラクターを描くという側面もある。 著者は1899年生まれで、1918年からキャリアをスタートし、1928年からアスター家で働き始め、1964年にレディ・アスターが亡くなった後の1975年に本書を書いた。 ドラマ「ダウントンアビー」の時代設定が1912年から1925年というので、かなり近い。 そもそもメイドは労働者階級に属するため、本を書くような人は少ないのだという。よって、使用人の目線で貴族たちを描いたという意味で本書は希少なのだという。 レディ・アスターはアメリカ生まれであり、伝統的な淑女像とは異なる人物。歯に衣着せぬ発言で、筆者も最初は凹まされたようだが、ある時から言い返すようにしたらしっくりいったようだ(そうでなければ35年も仕えられない)。言ってみればトラッシュトークで、それを根に持たれないということだ。淑女像とは全然違う。 それだから初の下院議員が務まったのかもしれないし、選挙区(プリマス)がドイツ軍による空襲被害を受けたときにエネルギッシュに動けたのもそういうキャラクターに似つかわしい。 著者は、自身とレディ・アスターだけでなく屋敷内の人々も描いている。 なかでも特に魅力的なのが執事(家令)のエドウィン・リーだ。 「お屋敷を訪れる方々にはいつもリーまたはミスター・リーと呼ばれていて、王室の方々にさえその名を覚えられていました。当時はほかにも偉大な執事が何人もいましたが、その最高峰はリー氏だというのが、おそらくほぼ全員の一致した見方でしょう。」 随所にリー氏が登場したり逸話を語ってくれるのだが、みんなの空想上の「執事」を実際に体現する人物がいたのだなあ、という感想になる。 読後に知ったのだが、カズオ・イシグロ『日の名残り』の主人公のモデルがこのリー氏らしい。 とすると、『日の名残り』は本書より先に読んだ方がよい気がする(未読)。

Posted by ブクログ

2023/05/07

20世紀の英国でメイドを勤めた女性の回顧録。彼女が仕えたレディアスターは、英国で2人目に庶民院議員になった女性。気まぐれで型破り。でも、人との関係を大事にしていて、それは使用人に対しても言えること。この本の中では、子爵夫人だけでなく、子爵、執事、その他の使用人がそれぞれの役割に従...

20世紀の英国でメイドを勤めた女性の回顧録。彼女が仕えたレディアスターは、英国で2人目に庶民院議員になった女性。気まぐれで型破り。でも、人との関係を大事にしていて、それは使用人に対しても言えること。この本の中では、子爵夫人だけでなく、子爵、執事、その他の使用人がそれぞれの役割に従って家を運営していく一つの部族として描かれている。個性的で面白い面々なのだが、なんと言っても子爵夫人と著者のやりとりが面白い。著者は1964年にレディアスターが死ぬまで侍女をを勤めたのだが、メイドという職業がそんなに最近まで存在したことにびっくりした。彼女が勤めている間に、二つの世界大戦があり、政治家としての活動もある中で、王家や他の貴族、著名人、外国(特にレディアスターの出身地のアメリカ)からの来客をもてなす忙しい生活をしていて、それを円滑に進める使用人たちの働きが書かれていて、貴族社会を覗き見る面白さもあった。

Posted by ブクログ

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