ロボットの悲しみ

麻生武(著者), 小嶋秀樹(著者), 浜田寿美男(著者), 岡田美智男, 松本光太郎

• 販売会社／発売会社: 新曜社
• 発売年月日: 2014/08/01
• JAN: 9784788514041

商品レビュー

2019/01/12

ロボットの悲しみ コミュニケーションをめぐる人とロボットの生態学

内容　：
介護の現場など、日常生活の中に繰り出し始めたロボット。
人とロボットとの関わりやコミュニケーション、そこでのロボットの生態学的なポジションについて、ロボット開発者や心理学者らが議論を展開する。

著者　：
岡田美智男 1960年福島県生まれ。豊橋技術科学大学情報・知能工学系教授。著書に「弱いロボット」など。
松本光太郎 1972年福岡県生まれ。茨城大学人文学部准教授。

2016/05/28 　予約　6/9　借りる。　読み始める。7/13　読まずに一旦返却。

2016/03/18

おばあちゃんが小さなロボットを抱っこして、花見をしている。ロボットに「きれいだね」と話しかけるおばあちゃんに、何かうしろめたいような悲しみを感じる。
おばあちゃんはロボットを心あるものとして話しかけているが、本当にロボットはそれにこたえられているのか・・・
弱いロボット。ロボットは人間を助けるもの。しかし、ごみ箱ロボットはごみのところまで行くが、自分ではごみを入れられない。ごみのところで、人間が思わず拾っていごみロボットに入れてやる。ロボットとしては人間を助けてはいない。ロボットを助けることでそのロボットの役目が果たせる。弱いロボット、これからはそんなロボットが必要なのだろう。

2015/08/30

専門の方が「無理かもしれない」ということほど絶望することはないなと思います。

研究すればするほど研究対象への限界を感じるなんて悲しすぎます。