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本居宣長
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本居宣長
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4.4
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内容(「BOOK」データベースより) 漢意を排斥して大和魂を追究し、「物のあはれを知る」説を唱えたことで知られる、江戸中期の国学者・本居宣長。伊勢松坂に生まれ、京都で医学を修めた後、賀茂真淵と運命的な出会いを果たす。以来、学問研究に身を捧げ、三十有余年の歳月を費やし『古事記伝』...
内容(「BOOK」データベースより) 漢意を排斥して大和魂を追究し、「物のあはれを知る」説を唱えたことで知られる、江戸中期の国学者・本居宣長。伊勢松坂に生まれ、京都で医学を修めた後、賀茂真淵と運命的な出会いを果たす。以来、学問研究に身を捧げ、三十有余年の歳月を費やし『古事記伝』を著した。この国学の大成者とは何者だったのか。七十年におよぶ生涯を丹念にたどりつつ、文学と思想の両分野に屹立する宣長学の全体像を描き出す。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 田中康二 1965年大阪市生まれ。94年神戸大学大学院文化学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)(神戸大学)。富士フェニックス短期大学助教授、神戸大学文学部助教授を経て、神戸大学大学院人文学研究科教授。日本近世文学。著書『村田春海の研究』(汲古書院、2000、日本古典文学会賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 目次 第1章 国学の脚本 第2章 学問の出発 第3章 人生の転機 第4章 自省の歳月 第5章 論争の季節 第6章 学問の完成 第7章 鈴屋の行方
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「はじめに」によると、本書は本居宣長の生涯をたどりながら、その学問研究を文学と思想の両面からとらえて、宣長の全体像をえがいたものです。 宣長の生涯と思想をコンパクトに解説しているバランスのよい入門書です。ただ、文学と思想の二つの側面に分裂してしまう宣長研究の現状に対する問題意識...
「はじめに」によると、本書は本居宣長の生涯をたどりながら、その学問研究を文学と思想の両面からとらえて、宣長の全体像をえがいたものです。 宣長の生涯と思想をコンパクトに解説しているバランスのよい入門書です。ただ、文学と思想の二つの側面に分裂してしまう宣長研究の現状に対する問題意識にもとづいて書かれていることを鑑みるならば、もうすこし積極的に著者自身の解釈を押し出してもよかったのではないかという気がします。
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本居宣長の功績を古道学と歌学の両面から解説。その人生は数多くの著作の概説を時系列に沿って紹介することによって概観される。 賀茂真淵に本居宣長が古風歌を批判されたために開き直って後世風の和歌を送り付けたところ和歌に関して絶交状態になったり、天照大御神が太陽そのものとの説に対する望遠...
本居宣長の功績を古道学と歌学の両面から解説。その人生は数多くの著作の概説を時系列に沿って紹介することによって概観される。 賀茂真淵に本居宣長が古風歌を批判されたために開き直って後世風の和歌を送り付けたところ和歌に関して絶交状態になったり、天照大御神が太陽そのものとの説に対する望遠鏡で見れば炎の玉でしかないという批判に記紀の記述や皇国の絶対性で押し通すなどの、やり取りが面白い。
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