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弱いつながり
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弱いつながり

東浩紀(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2014/07/24
JAN 9784344026070

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商品レビュー

3.8

141件のお客様レビュー

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2026/06/04

検索ワードの外側へ。それは固定されている現状を抜け出すために必要な手段であり、そのために必要なのは旅であると著者は言う。旅、というと少し大げさかもしれない。旅行、いやさらに観光。観光客として、別の場所に移動すること。その地や空間で共同体の一員になるなんて大層な目的を持つことはしな...

検索ワードの外側へ。それは固定されている現状を抜け出すために必要な手段であり、そのために必要なのは旅であると著者は言う。旅、というと少し大げさかもしれない。旅行、いやさらに観光。観光客として、別の場所に移動すること。その地や空間で共同体の一員になるなんて大層な目的を持つことはしなくて良く、観光客という立場で場所を移して見聞きし、過ごす。 何故そのような行動が大事かと言えば、もはや私たちの生活からインターネットを追い出すことは不可能な域にまで達しており、エコーチェンバーによってより狭く、企業側が取捨選択した枠組みの中でしか情報を集められなくなっているから。それは他者の規定した世界でしか思考できなくなることを意味するから。 だから移動する。しかし移動はゆるやかで良く、偶然性に身をゆだねるのが良い。ここら辺の結論は、言葉としては逆のようにも見えるかもしれないが、千葉雅也の『動きすぎてはいけない』と似ていると感じた。自身を高め続けることの是非を踏まえて、一定の場所までたどり着いたら仮固定すること。その繰り返しによって言葉と物と自身との距離を見つめていくこと。 本書は東浩紀の著作の中では一番と言ってもいいくらい読みやすい。哲学的な用語はほぼ用いられておらず、まず初めに結論から入り、後の章でも著者が経験した旅行や仕事についての話をもとに進んでいく。そのように、あえてビジネス書のような軽い体裁にしたと著者は表明している。言葉遣いはやさしく、併せてある種の諦念のようなものが浮かんでいるようにも感じられた。 自分だけではどうしようも無い地点があることを自覚すること。そしてその地点から別のアイデアを受け取るためには、ゆるやかにでも移動し偶然性に身を任せること。AIによってさらに情報のタコツボ化に拍車がかかっている現在、本書の主張はより重要性が増してきているように思う。

Posted by ブクログ

2025/11/27

東浩紀さんの本で、最初に読んだ1冊になりました。 もともとYouTubeのゲンロンのチャンネルでの雑談配信を聞いて、東さんに興味を持ちました。 個人的には、知性や教養を匂わせつつも、人間味のあるトークにとても惹かれます。 ご本人が、自作の本で最初に読むなら…ということで紹介...

東浩紀さんの本で、最初に読んだ1冊になりました。 もともとYouTubeのゲンロンのチャンネルでの雑談配信を聞いて、東さんに興味を持ちました。 個人的には、知性や教養を匂わせつつも、人間味のあるトークにとても惹かれます。 ご本人が、自作の本で最初に読むなら…ということで紹介されていた作品です。 易しい言葉で、旅の重要性などを語っています。

Posted by ブクログ

2025/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

少し「ん?」と感じるところはあったけど、新しい視点でおもしろかった。 弱い繋がりについて。最近まさにこれ!という出来事があり、それが自分にとって大事件だったので、なんかもう序盤からえぐられてしまった。いやこの本はまったく悪くないけど。今はあまりにタイムリー。 でも本って出会うべきときに出会えるようにできてるんだなとちょっとだけ感動もした。 旅で移動すること、その移動時間の大切さについて、実体験を思い返して深く腑に落ちた。 直接本文には出てこないけど、『夜と霧』読んでみようかな、そろそろ読まないとな、と思った。 上半期中に、心身ともに健やかなときに。忘れないようメモ。

Posted by ブクログ

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