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走ろうぜ、マージ 角川文庫
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走ろうぜ、マージ 角川文庫

馳星周(著者)

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走ろうぜ、マージ 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/07/25
JAN 9784041017791

走ろうぜ、マージ

¥330

商品レビュー

4

12件のお客様レビュー

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2024/04/17

愛犬の看病記。 1年3か月前に読むことができていたらと思います。 ただ撫でてやることしかできなかったことが、悔しくて申しわけなくて。 僕はまだペットロスの中にいる。

Posted by ブクログ

2024/01/08

読み進めるほどに辛くなる。それだけ筆者とマージの間に絆が芽生えていたんだと思う。ここまでの関係になるのは本当に素晴らしいと思う反面、犬を最後まで飼う事と看取ることの責任の重さと悲しみを感じた。

Posted by ブクログ

2023/08/08

癌を患った老犬、マージと過ごす軽井沢ライフと見送るまでの馳さんの日記。 保健所から老犬を引き取り、精一杯愛情を注いで過ごし、介護して見送ってぽっかりと空いた心の穴に戸惑った自分。そういう経験を持っているとどうしてもこういう本を読んでしまう。共感したいし共感されたいと思うのだろう...

癌を患った老犬、マージと過ごす軽井沢ライフと見送るまでの馳さんの日記。 保健所から老犬を引き取り、精一杯愛情を注いで過ごし、介護して見送ってぽっかりと空いた心の穴に戸惑った自分。そういう経験を持っているとどうしてもこういう本を読んでしまう。共感したいし共感されたいと思うのだろうか。 「少年と犬」(未読)で直木賞の馳さん、初ですが、小説ではなく日記形式の老犬見送りエッセイです。こうした読み物は個人的には涙なしには読めないし、下手するとタイトル見ただけで涙腺が緩む。困ったもんだ。 馳さんのHPに掲載した日記をもとに再構成された本で、癌と老いに蝕まれて弱って、ついに死んでしまう愛犬に寄り添う心情を描いています。日記形式だからか、読み物としてはかなりダレるしちょっとひねくれた見方をすればセレブの介護自慢みたい。何しろ犬のために軽井沢に家を建てるとかいう話は、オムツを改造したりパンツやハーネスを手縫いしたりスーパーで手に入る野菜や鶏肉で手作り食を作ったりして慎ましく介護していた人間には共感するのが難しいのです。あとは自分が100%正しい犬飼いだと思っている節もあってちょっと鼻についたりとか宗教は信じないけど変なペンダントとかホメオパシーに頼ったりとかその辺。 でも安楽死を決意するあたりからはさすがに読むのが辛くなります。犬の体調で一喜一憂したり介護で生活リズムがずたずたになったりとか、死んだ後にはいつも寝ていた場所に自然に視線が行くとか、理性と別の場所にあるどうにもならない心の穴とかはとても共感できました。読んだ後は(マージとか馳さんのことではなく)見送った自分の犬のことをひとしきり思い出して涙が止まらなくなって、そういう意味で読んでよかった本だと思いました。 老犬を見送る心情として秀逸な読み物、谷口ジローの「犬を飼う」と読み比べるのも一興です。

Posted by ブクログ

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