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冬を越せるキリギリス
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冬を越せるキリギリス
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
・寓話「アリとキリギリス」は「働かざる者、食うべからず」という教えがはっきり伝わるつくりだが、はたしてキリギリスはほんとうに冬を越せなかったのだろうか? ・夏の間、好きなバイオリンに打ち込んだキリギリスの演奏は、かなりのレベルに達していたのでは?きっと、彼のバイオリンに惹かれる者...
・寓話「アリとキリギリス」は「働かざる者、食うべからず」という教えがはっきり伝わるつくりだが、はたしてキリギリスはほんとうに冬を越せなかったのだろうか? ・夏の間、好きなバイオリンに打ち込んだキリギリスの演奏は、かなりのレベルに達していたのでは?きっと、彼のバイオリンに惹かれる者だって多くいたはず。ならばキリギリスは、冬になっても皆のためにバイオリンを弾き、その音色を楽しむ周囲がきっと対価として食べ物を世話してくれたのではないか。夏に好きなことに打ち込んだキリギリスは、冬もアリよりずっと楽しく過ごしていたかもしれないのだ。我慢に我慢を重ね、分かりやすく額に汗をかき、コツコツ努力しなければ成功はできないと信じすぎてはいないだろうか。好きなことだけをとことん貫いて過ごすという生き方だってあるし、それによって成功している人が世の中にはたくさんいる。 ・しかし決して忘れてはいけないのは、冬は一度で終わらない。キリギリスとして生きていくためには、次にまた必ずやってくる冬に、キリギリスなりに備えなくてはならない。その備えとは、ある種の魅力を身につけること。他人の悪口を言わず、周囲へのリスペクトを欠かさないことで、幾度もの冬を越えるための魅力を手に入れることができる。 ・人がいちばん影響を受けるのは自分のハッスル言葉である。他人を惹きつける魅力を持つ人たちの特徴にある「他者の悪口を言わない」・・・悪口は相手の魅力を奪うために口にするものであるはずだが、現実にはいちばん多く失われるのは、自分の魅力や存在価値である。「愚かな人は学ぶことができないものを嘲笑し、その笑いによって自分の優越を示そうとする」by小説家Mコレリ ・NotToDoリストのすすめ 自分のリソース(資源)を守り維持するためには、「何をやらないか」が大事です。仕事上でToDoリストをつくる人は多い。では、NotToDoリストはどうでしょう。「自分はこれはしない」ということを明確にする。リソースが少ないことを自覚する人は、これを実践したほうがいいですね。 ・人間が何んとあめに働いているのかを調べた、心理学の実験があります。仕事の効率や、やる気が何によって上がるかを、ケースごとに見ていったんです。要因として仮定したものは、報酬、労働時間の長短、周りからの評価。すると、いちばん効率とやる気が上がったのは、周りからの評価でした。周りから注目されたり評価されたりする、それによってやりがいを感じることが、作業効率をよくする唯一の要因との結果になりました。人は意外に「やりがい」で動く・・・物理的な利益よりもやりがいが重要だと感覚や無意識では分かっているんですよ。しかし、ふだんはどこか「そんなのきれいごとだ」などと斜に構えてしまうから、行動に移せない。だから、ちゃんと意識したほうがいいのです、僕らはやりがいで動くんだと。やりがいを感じているときこそ、能力を最大限に発揮できると。
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樹林伸という名前ではピンと来なかったけど、金田一少年の原作者と聞いて分かった。その他にも諸々ヒット作を出している。 そんな面白いおじさんとDaigoが交互に語っていく。
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