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経済のしくみがわかる「数学の話」 PHP文庫
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経済のしくみがわかる「数学の話」 PHP文庫

高橋洋一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2014/07/04
JAN 9784569762180

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商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2023/07/09

対話形式で楽しく経済(税収や国債)の話が学べた。 その中でも数字で語るためには定義をしっかりと決める必要があるというアドバイスが一番参考になった。例えば「公共投資の効果」にたいしても何ではかるのか(GDPなのかできた公共インフラなのか)をしっかりと決める必要がある。

Posted by ブクログ

2017/05/04

2017年のGW真っ盛り、今年は旅行の予定もありませんので、休みを利用して読み終わったままになっている本の整理をしていて見つけました。年初に読んだ本で、埋蔵金という言葉を生み出した、あの高橋氏による、経済の基本の解説本です。 経済の仕組みを、簡単な数学を使って解説してくれるので...

2017年のGW真っ盛り、今年は旅行の予定もありませんので、休みを利用して読み終わったままになっている本の整理をしていて見つけました。年初に読んだ本で、埋蔵金という言葉を生み出した、あの高橋氏による、経済の基本の解説本です。 経済の仕組みを、簡単な数学を使って解説してくれるので、楽しく読めました。 以下は気になったポイントです。 ・歳入=税収+税外収入+公債=歳出、となるので、増税による税収増以外にも歳入を増やす手段はある(p23) ・日銀が紙幣を刷ったら、その分(99.8%の通貨発行益)利益になるが政府に吸い上げられる、税金に近いけれど税金でないので、政府から見ると税外収入である(p28) ・日銀が引受している国債は全部で100兆円あり、今年に30兆円償還である、これは財務省が日銀に対して現金を支払うこと、これは市場から取ってくることになるが、償還分の30兆円はその分を紙幣増刷してもインフレにならない(p31) ・政府紙幣は最近は発行されていないが、似たようなものとして記念コインがある。シニョレッジ(貨幣の額面と原価の差額)は税外収入になる(p34) ・ギリシアは1800年から現在に至る200年間で、2年に1度の割合で債務不履行、債務条件変更となっている(p62) ・各国の国債のCDS(クレジット・ディフォルト・スワップ)値をみれば、その国がどれだけ財政破綻のリスクを背負っているかわかる、ギリシア国債は80%にもなっていた、東電の社債も一時期には10%=10年以内に潰れると見做されていた。日本国債は2011.9時点で1.3%、80年払い続けて元が取れるほど安全 (p73、74) ・30年以内に地震が起きる確率87%とは、1年以内に地震が起きる確率(P)とすると、(1-P)^30=13%(0.13)という意味、これからPを求めると、6.6%、普通は15回に1回(6.6%)というのは無視するレベル(p134) ・ABCのうち、1つだけ正解がある場合、Bが外れとする。最初にAを選んでそのままにしておくと、Aに関しては条件が変わっていないので、当選確率は3分の1のまま、Cに変えれば、CはBの当選確率3分の1を吸収しているので当選確率は3分の2となる(p139) 2017年5月4日作成

Posted by ブクログ

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