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エネルギー問題入門 カリフォルニア大学バークレー校特別講義
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 楽工社 |
発売年月日 | 2014/07/02 |
JAN | 9784903063652 |
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エネルギー問題入門
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もしあなたが一国の指導者だったら、どういうエネルギー政策を取るべきかというスタンスで話が進められていて面白い。大事なことは最終章にまとめてある。いくつか掻い摘むと、 ・地球温暖化は中国を始めとする新興富裕国次第で、例えば中国の成長が鈍化しないぎり、アメリカが排出量を削減しても意味がない。(今後排出される二酸化炭素のほとんどは、途上国からのものとなる) ・工場やガソリンスタンドといった自動車用インフラはガソリンを運ぶために発達してきたため、燃料として石炭や天然ガスに代替することができない ・我々はエネルギーを住宅・商業・産業・運輸に使っていて、それらは電力や石油から作られる。さらに電力は原子力、太陽光、天然ガス、石炭…と様々なエネルギー源から作られている。実際、エネルギーとして使用できるのは半分弱で、残りは損失となる。 ・エネルギー危機とは、地球温暖化とエネルギー安全保障のことである。前者の原因は途上国での石炭の使用量が急速に増大していること、後者の原因は(アメリカについて言えば)石油不足である。費用のかかる対策は途上国には取れないことを踏まえれば、石炭から天然ガスへのシフトが現実的だと筆者は言う。 ・エネルギー生産性の向上(つまり省エネ)はお金を節約し、輸入を減らし、経済を活性化できる非常に有効な策である ・原子力について、低濃縮ウランを使っている限り爆発することはない。発電所の建設の初期コストは高いが、燃料費やメンテナンス費は非常に安い。 ・電気自動車は航続距離やバッテリーの交換コストの面でガソリン車に劣る。こうした点で筆者は電気自動車よりもハイブリッド車を推す。ちなみに自動車が地球温暖化に与える影響は大きくない。
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エネルギーについての基礎知識が得られる。 著者の結論は天然ガスが当面のベストということ。 どのエネルギーも難点はある。 新聞で書くほど簡単な話ではないとわかる
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第1部 エネルギー災害 第1章 福島原発事故 第2章 メキシコ湾原油流出事故 第3章 地球温暖化と気候変動 第2部 エネルギー景観 第4章 天然ガス・思わぬ儲けもの 第5章 液体エネルギー安全保障 第6章 シェールオイル 第7章 エネルギー生産性 第3部 代替エネルギー 第8章 ...
第1部 エネルギー災害 第1章 福島原発事故 第2章 メキシコ湾原油流出事故 第3章 地球温暖化と気候変動 第2部 エネルギー景観 第4章 天然ガス・思わぬ儲けもの 第5章 液体エネルギー安全保障 第6章 シェールオイル 第7章 エネルギー生産性 第3部 代替エネルギー 第8章 太陽電池の急成長 第9章 風力 第10章 エネルギー貯蔵 第11章 原子力開発の急発展 第12章 核融合 第13章 バイオ燃料 第14章 合成燃料とハイテク化石燃料 第15章 代替エネルギーのそのまた代替案 第16章 電気自動車 第17章 天然ガス自動車 第18章 燃料電池 第19章 クリーンな石炭 第4部 エネルギーとは何か 第5部 未来の指導者へのアドバイス
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