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人間にとってスイカとは何か カラハリ狩猟民と考える フィールドワーク選書5
定価 ¥2,200
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 臨川書店 |
発売年月日 | 2014/06/23 |
JAN | 9784653042358 |
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人間にとってスイカとは何か
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人間にとってスイカとは何か
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商品レビュー
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7件のお客様レビュー
スイカといえば花火と並ぶ日本の夏の風物詩。だが原産地は遠く離れたアフリカだった。 アフリカでは驚くほど多様なスイカを見ることが出来るらしい。 スイカは人間や家畜の食用となり、また水がめ替わりともなっている。 顔や体をスイカの水で洗うこともあるらしい。 著者は家族を連れて長期間現地...
スイカといえば花火と並ぶ日本の夏の風物詩。だが原産地は遠く離れたアフリカだった。 アフリカでは驚くほど多様なスイカを見ることが出来るらしい。 スイカは人間や家畜の食用となり、また水がめ替わりともなっている。 顔や体をスイカの水で洗うこともあるらしい。 著者は家族を連れて長期間現地で暮らし、スイカとその利用の実態を見つめ、現地の社会や人間の関係も探究する。 よく耳にする「フィールドワーク」とはこのように行うものなのか、ということも少し知ることが出来る。
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「たったそれだけのこと」を主張するために、 どれだけ丁寧な向き合い方が必要かを 伝えてくる一冊。 人類の、 井戸や灌漑に依らない 水の確保の可能性を辿るフィールドワーク。 その鍵はスイカにあるのではないか。 おそらく人類が登場したとされるアフリカは おそらくスイカ発祥の地で...
「たったそれだけのこと」を主張するために、 どれだけ丁寧な向き合い方が必要かを 伝えてくる一冊。 人類の、 井戸や灌漑に依らない 水の確保の可能性を辿るフィールドワーク。 その鍵はスイカにあるのではないか。 おそらく人類が登場したとされるアフリカは おそらくスイカ発祥の地でもあるのではないか。 採集だけ、狩猟だけ、牧畜だけ、農耕だけ、 ではなく、 それらをゆるく組み合わせることで むしろ公平に争いもなく暮らす人々。 そんな生き方を示してくれた フィールドワーク先の人々には これからも変わってほしくない… という筆者の ちょっと傲慢なセンチメンタリズムも読み取れるのが面白くもあり。 なんというか、 単にアフリカのいち地域の記録であることを超えて、 そこで長らくフィールドワークを続けられたということは 日本や世界が良くも悪くも無邪気で余裕があったってことだよなあ、 という記録にも感じられて 感傷的になってしまった。
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調べたいことがあり手にした本。そこで読み終わっての感想は近代化と言う手法により様々な人間の生き方を壊していく行為とそれにより失われる選択肢のあり方。実は気がつくと自身も家畜化されていると言う事態に気づいていないかも。と覚醒を起こしてくれる本書でした。
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