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グローバリズムが世界を滅ぼす 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2014/06/20 |
JAN | 9784166609741 |
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グローバリズムが世界を滅ぼす
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商品レビュー
3.8
20件のお客様レビュー
エリートの質の低下、アベノミクスの失敗等を理由にグローバリズム反対!と唱える。 じゃあ、どうしたらいいのか、ということについてはまた次回ね。ということのようである。 こーゆー人たちはいいよね。何しても何かしらの不満をそれとなく(ほとんどノーベル賞を受賞したどこどこの大学のなにな...
エリートの質の低下、アベノミクスの失敗等を理由にグローバリズム反対!と唱える。 じゃあ、どうしたらいいのか、ということについてはまた次回ね。ということのようである。 こーゆー人たちはいいよね。何しても何かしらの不満をそれとなく(ほとんどノーベル賞を受賞したどこどこの大学のなになに教授も同じことを言っていた、ということを論拠とすることが多い)言っておけばOK的な。完全に野党です。 とはいいつつ、バランス感覚は重要です。このような意見もあるのかと念頭に置きつつ物事を進める、ということがよい。
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グローバリズムの終焉と新たな国家像 https://www.cfiec.jp/jp/pdf/prp/0002-hakamada.pdf 今回のコロナ騒動は、大きな流れでいれば、アメリカ単独主義から多極化へ、グローバリズムから国家主義へ、国際資本家がエリートを使って管理してきた世...
グローバリズムの終焉と新たな国家像 https://www.cfiec.jp/jp/pdf/prp/0002-hakamada.pdf 今回のコロナ騒動は、大きな流れでいれば、アメリカ単独主義から多極化へ、グローバリズムから国家主義へ、国際資本家がエリートを使って管理してきた世界の終焉なんだろう。う。だから、いろいろ予想できないようなことが、これからもは発生するんだろうな。管理してないんだから。 --------- 2020/06/18:読了 エリートの著しい劣化。 2014年のリーマン・ショックで、グローバリズム=搾取・詐欺 って構図が、隠しきれないほど明らかになり、声を上げる人が増えてきた。 あれから6年、トッドさんの本は継続して追っているが、ハジュン・チャンさん、柴山桂太さん、中野剛志さん、藤井聡さん、堀茂樹さん の本も、読んでいこうと思う。 ハジュン・チャンさんの本は、あまり翻訳されてないみたい
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新自由主義とかいうものが何なのかもよく分かっていない状況で読んだ。 経済に対する規制を外して、より開かれた状態にすること。そしてそれは、グローバリズムによって国外にも扉を開き、世界を組み込んだ市場経済を作り出す。労働力は自由に移動するし、企業はより広くマーケットを拡大できる! ...
新自由主義とかいうものが何なのかもよく分かっていない状況で読んだ。 経済に対する規制を外して、より開かれた状態にすること。そしてそれは、グローバリズムによって国外にも扉を開き、世界を組み込んだ市場経済を作り出す。労働力は自由に移動するし、企業はより広くマーケットを拡大できる! やたら持ち上げられる新自由主義に対する切り込み。めちゃくちゃ要約すると、輸出にばかり目がいって、短期的な利益ばかり出そうとするから、内需を生む賃金の上昇が起きない(コストとしか見なされないから、労働力に投資しない)。大金持ちは簡単に株式で富を増やすが、その会社がどうなろうが責任は持たない。格差は大きくなるし、賃金上がらなくて需要も生まれない。そんな中で過剰な供給は続けられる。キツい。マジ無理。 教育格差の話は面白かった。高等教育を受ける人が増えて、初等教育だけが満遍なく浸透していた時に生まれていた平等的な価値観が崩壊。教育による格差が当たり前のものという認識になり、それが賃金格差に対する不平等に対して「当然だろ」と思う仕組みになった。もはや人々は格差を当然のものとして認識し始めている。 あと、右派が新自由主義に対して肯定的なのが奇妙という話も勉強になった。まさかの昔は、右派(保守)は新自由主義否定。なぜなら共同体や育んできた国内文化・繋がりを尊ぶ保守にとっては、それを破壊するグローバリズムは本来真逆の考えだったから。それが全体主義・共産主義の台頭により近づき始めた。そして何より、エリートの劣化が、責任逃れな新自由主義を肯定したのだ(市場原理が要因だからしらねぇよ!という言い訳をする)。 正直半分も理解できてないと思うが、新自由主義についての知見を少しだけでも得られて良かった
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