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呪いの時代 新潮文庫
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呪いの時代 新潮文庫

内田樹(著者)

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呪いの時代 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2014/06/01
JAN 9784101260617

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商品レビュー

4.2

25件のお客様レビュー

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2023/11/28

現代は呪いの時代。 悪口、評論、貶める。代替の案は提示せずただ否定する。 呪いをやめるには、祝福しかない。 まず自分を愛そう、そこから始まる、だそうだ。 原発が荒ぶる神という考え方が面白かった。 (強いエネルギーをもつ、近づけない存在) 汚いもののように扱うのではなく、成仏して...

現代は呪いの時代。 悪口、評論、貶める。代替の案は提示せずただ否定する。 呪いをやめるには、祝福しかない。 まず自分を愛そう、そこから始まる、だそうだ。 原発が荒ぶる神という考え方が面白かった。 (強いエネルギーをもつ、近づけない存在) 汚いもののように扱うのではなく、成仏してくださいという気持ちで接すると作業する人の心持ちもかわってくるだろうということだ。

Posted by ブクログ

2021/07/07

「人を呪わば穴二つ掘れ」 一つは呪った相手の墓穴。 これは「呪い」が確実に効くことを意味する。 もう一つは呪った自分の墓穴。 「呪い」の言葉を吐くような人間に輝かしい未来はないという示唆だろうと思う。 「責任者出てこーい!」 という言葉が笑いになる時代ではなくなったのだろう...

「人を呪わば穴二つ掘れ」 一つは呪った相手の墓穴。 これは「呪い」が確実に効くことを意味する。 もう一つは呪った自分の墓穴。 「呪い」の言葉を吐くような人間に輝かしい未来はないという示唆だろうと思う。 「責任者出てこーい!」 という言葉が笑いになる時代ではなくなったのだろう。 「責任者」なんていない、ということが通年であった時代から、「責任者」がいて当然という時代へ。 その中で言葉は「責任者」に「責任」を押し付けてすべてを解決しようとする。 そんな言葉は必ず誰かを責めることになる。 責められた人間は傷つき(当然だ、だって身に覚えがないのだから)、責めている人間はそれと自覚のないままに自分という人格を損なっていく。 現代の「呪い」は「呪っている」当の本人が、その自覚を持っていないという点において中世の世界よりもよほど質が悪い。 安倍晴明が活躍した時代の文学作品を見ると、当時の人々の言葉に対する感覚の鋭さに驚く。 それはそれだけ「言葉の力」に対して自覚的であったことを意味するのだろう。 「呪いの時代」とは、だから言葉の力に無関心になってしまった時代と言い換えることもできるだろう。 だから「呪い」に対抗しうるだけの有効な「祝い」の言葉を口にできる人が少ない。 一人の親として、「言葉の力」に敏感な人間に育てたいと切に願う。 が、どうやってそれを実現していけばいいのか。 この「呪いの時代」に。 このネット社会のなかで。 そのなかで内田樹先生の著作は、とりあえず進むべき方向性を示してくれる北極星のようなものだと思う。

Posted by ブクログ

2021/03/08

現代は呪いの時代とも言える ネットでは呪詛の言葉で人を殺し その全能感に酔い、自らを壊していく それに対抗するには祝福しかないのだが 僕らはもうそのやり方を知らない そんな難しい事柄を解説し どうすれば生きやすくなるのかを 色々な角度から書く、 この本をぜひ今から読んでみて下...

現代は呪いの時代とも言える ネットでは呪詛の言葉で人を殺し その全能感に酔い、自らを壊していく それに対抗するには祝福しかないのだが 僕らはもうそのやり方を知らない そんな難しい事柄を解説し どうすれば生きやすくなるのかを 色々な角度から書く、 この本をぜひ今から読んでみて下さい あなたに祝福があらんことを祈っています。

Posted by ブクログ

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