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明智光秀の乱 天正十年六月政変 織田政権の成立と崩壊
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明智光秀の乱 天正十年六月政変 織田政権の成立と崩壊

小林正信(著者)

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明智光秀の乱 天正十年六月政変 織田政権の成立と崩壊

定価 ¥2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 里文出版
発売年月日 2014/06/01
JAN 9784898064177

明智光秀の乱

¥220

商品レビュー

4

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2016/06/02

同じ著者が書いた「桶狭間」の書籍と比べると、推論の積み重ねが多くて論拠がやや危うい気がしますが、「『明智光秀』と名乗った者は誰か? またその係累とは?」ということについて、歴史考察として面白く読みました。洋の東西を問わずどんな国でも王都は魔都なんだな、と思いながら……。信長は光秀...

同じ著者が書いた「桶狭間」の書籍と比べると、推論の積み重ねが多くて論拠がやや危うい気がしますが、「『明智光秀』と名乗った者は誰か? またその係累とは?」ということについて、歴史考察として面白く読みました。洋の東西を問わずどんな国でも王都は魔都なんだな、と思いながら……。信長は光秀個人というより魔都(京の足利幕府)の機構そのものに排除された、という見方は納得できるものがありました。

Posted by ブクログ

2014/09/26

光秀とは何者であったのか? 謎に満ちた明智光秀の前半生を読み解く鍵は? 実務能力が高いことから、光秀は足利義輝の頃から仕える奉行衆の一人であり、消去法でいけば○○○○である可能性は高い、との論法は面白い。 光秀と信長の立ち位置は? 「統治権的支配権者」とは鎌倉北条氏、足利直義、細...

光秀とは何者であったのか? 謎に満ちた明智光秀の前半生を読み解く鍵は? 実務能力が高いことから、光秀は足利義輝の頃から仕える奉行衆の一人であり、消去法でいけば○○○○である可能性は高い、との論法は面白い。 光秀と信長の立ち位置は? 「統治権的支配権者」とは鎌倉北条氏、足利直義、細川勝元、三好長慶、そして織田信長。 「主従制的支配権者」とは武家の棟梁たる将軍の血統、征夷大将軍。つまり室町幕府再興を目論む光秀が目指すもの。 二人の目指すもの、二人の信じるもの、二人で補完しあえたもの、二人が相反するもの。 ドラマ性は排して、ひたすら資料を読み解きながら「本能寺の変」を解き明かす。力作です。 追伸 文章のあちこちで自著の宣伝をするのは止めてほしいな。鬱陶しいです。

Posted by ブクログ