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出雲の阿国 改版(上) 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2014/06/25 |
JAN | 9784122059665 |
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出雲の阿国 改版(上)
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出雲の阿国 改版(上)
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歌舞伎の創始者として有名な出雲の阿国を描いた超大作。上巻は豊臣秀吉絶頂期の時代から秀吉死後までが描かれる。民を相手に、民と共に躍りに酔い興じることこそ、踊りの醍醐味とする阿国。一方で、阿国の愛する三九郎は、民のような下々ではなく、天下人に認められることのみに情熱を燃やす。分かり合...
歌舞伎の創始者として有名な出雲の阿国を描いた超大作。上巻は豊臣秀吉絶頂期の時代から秀吉死後までが描かれる。民を相手に、民と共に躍りに酔い興じることこそ、踊りの醍醐味とする阿国。一方で、阿国の愛する三九郎は、民のような下々ではなく、天下人に認められることのみに情熱を燃やす。分かり合えず平行線を辿る二人の気持ちは、どちらの気持ちも理解できるだけに、読んでいて切ない。そんな二人とともに、一座の仲間たちの様々に入り組む思いも丁寧に描かれており、息もつかせぬ面白さ。 また、当時の地方農民の生活の困窮ぶりや、天下人である秀吉に振り回されて生きる理不尽さなども描かれており、壮絶な世界観が広がる小説。 淀の方には酷評された阿国が、時の天皇の第一女御には絶賛されたところで上巻が終わり。これから阿国はどうなるのか。下巻が楽しみ。
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歌舞伎の創始者、出雲のお国の物語。 お国は出雲の村にいいなずけを置いて、村の娘たちと唄って踊る一座として大坂に稼ぎに出る。 武将ではなく庶民の立場から太閤秀吉の時代が描かれていて面白かった。「天下さま」の気まぐれで城の普請にかりだされ、百姓は土地に縛りつけられ、民の暮らしはよくな...
歌舞伎の創始者、出雲のお国の物語。 お国は出雲の村にいいなずけを置いて、村の娘たちと唄って踊る一座として大坂に稼ぎに出る。 武将ではなく庶民の立場から太閤秀吉の時代が描かれていて面白かった。「天下さま」の気まぐれで城の普請にかりだされ、百姓は土地に縛りつけられ、民の暮らしはよくならない。「天下さま」って何がそんなにえらいのか?と素朴な疑問を持つ。上巻は、その秀吉が亡くなるあたりまで。
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歌舞伎の始祖「阿国」の生涯を描いた、有吉佐和子畢生の大作。文庫で上下巻1,000ページ以上の長編だが、阿国の踊りにかける情熱と、阿国をとりまく男達の愛憎を描いて、息もつかせずに読ませる。
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