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溺れるものと救われるもの 朝日選書922
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溺れるものと救われるもの 朝日選書922

プリーモ・レーヴィ(著者), 竹山博英(訳者)

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溺れるものと救われるもの 朝日選書922

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2014/06/09
JAN 9784022630223

溺れるものと救われるもの

¥1,100

商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

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2024/06/22

訳者との相性か実力か、所々分かりにくい所があったが、収容所での凄惨な出来事がありありと伝わってきた。さらにその場にいた人として、生き残った人としての心の分析を丁寧に行っており、収容所で悪業を行った者と我々との間にどれ程の差があるのか明確な線引きなど出来ないと感じた。 ナチスが行っ...

訳者との相性か実力か、所々分かりにくい所があったが、収容所での凄惨な出来事がありありと伝わってきた。さらにその場にいた人として、生き残った人としての心の分析を丁寧に行っており、収容所で悪業を行った者と我々との間にどれ程の差があるのか明確な線引きなど出来ないと感じた。 ナチスが行った虐殺は決して過去のものでは無いのだという事を心に刻み、学び、考え続けていきたい。

Posted by ブクログ

2023/08/25

私もまた『灰色の領域』に属する人間であり、常に自分自身を疑うことの大事さを重く考えた。安易に熱狂する大勢に加わらないこと、急かされる時ほどじっくりと考えないといけない。 私達は互いを共感することが難しい。どんなに近しい人のことでも自分事として考える能力が備わっていない(私だけかも...

私もまた『灰色の領域』に属する人間であり、常に自分自身を疑うことの大事さを重く考えた。安易に熱狂する大勢に加わらないこと、急かされる時ほどじっくりと考えないといけない。 私達は互いを共感することが難しい。どんなに近しい人のことでも自分事として考える能力が備わっていない(私だけかもしれないが)。過去にいじめを受けていた時、加害側からも私のことを獣のように見ていただろう。被害側の私からもいじめを行っているモノ、傍観するモノ、面倒くさいから関わらないようにしようとしたモノ達を普通に「同じ人間」ではなく「バケモノ」として見ていた。お互い同じ姿をしているのに簡単に互いの事を別モノとして見てしまう。そんな事を思い出した。

Posted by ブクログ

2023/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アウシュヴィッツを語る上で欠かせない本と聞いて読んだ。 「夜と霧」に比べると、周りが見えている感じ。ただ、その分、綺麗じゃない。著者の憤りを感じる。 しかも、生き残りは実はちゃんと真実を語っていない、喋ってるのは特権階級を持っていた囚人で、彼らはSSと親和的だったというような糾弾もあり、善と悪を単純に区別できない感じ、苛立ちが根底にあると見ました。

Posted by ブクログ

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