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フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠
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フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠

マイケル・モス(著者), 本間徳子(訳者)

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フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日経BPマーケティング
発売年月日 2014/06/06
JAN 9784822250096

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商品レビュー

3.8

36件のお客様レビュー

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2022/06/10

恐ろしい、、、の一言。健康 に配慮した原材料にすると商品としては健康的になるものの、全く売れなくなる。株主たちから元に戻せと言われる。人々が熱狂して買う商品と言うのは、「至福ポイント」を満たした商品。ドーパミンがたくさん発生するような快楽を覚えるおいしさまで砂糖や脂肪や塩の組み合...

恐ろしい、、、の一言。健康 に配慮した原材料にすると商品としては健康的になるものの、全く売れなくなる。株主たちから元に戻せと言われる。人々が熱狂して買う商品と言うのは、「至福ポイント」を満たした商品。ドーパミンがたくさん発生するような快楽を覚えるおいしさまで砂糖や脂肪や塩の組み合わせた商品。 本書を読むと、今まで以上に添加物の入った食事ができなくなる…

Posted by ブクログ

2022/02/06

1.食品はどの産業よりも隠されている産業であり、最も人の興味をつりやすい話題です。外国人著者ということもあり、具体的な内容が書かれていることを期待して読みました。 2.現在の人間の食は「糖分・塩分・脂肪」で構成されるといっても過言ではありません。これらが必要以上に取られている現...

1.食品はどの産業よりも隠されている産業であり、最も人の興味をつりやすい話題です。外国人著者ということもあり、具体的な内容が書かれていることを期待して読みました。 2.現在の人間の食は「糖分・塩分・脂肪」で構成されるといっても過言ではありません。これらが必要以上に取られている現状に対して企業と政府側にはどのような思惑が潜んでいるのか、記者である著者は様々なリサーチを通して、業界の思惑について述べています。米国では、この3つの成分は国を支える産業となっており、政治権力にも大きな力を及ぼしています。本書では、上記の3成分がそれぞれ現実世界にどんな影響を与えているのか、業界としてどんな半試合がお行われているのかを述べています。 3.結局のところ、これら3つの成分の摂りすぎによって、現代の食は崩壊しているといっていいと思いました。それは、消費者側である私たちにも責任があると思いました。 スマホの普及によって、情報を得やすくなっているにもかかわらず、受け身であることをやめない消費者は洗脳しやすくなっていると思います。ここ10年で、消費者の情報収集力と精査能力が二極化してきたと思いました。ニュースに踊らされ、特に危険でもないものを危険と声高に叫び、訴えてしまう。それによって、食品工場がどのような打撃をこうむることになるとは知らずに、、、 ちゃんとした消費者を育てていきたいと強く願ったきっかけを得た1冊でした。

Posted by ブクログ

2021/09/25

食品産業を徹底的にジャーナリズムした本. ノンフィクション・分厚く緻密で具体的. 時間の都合と結論が見えていたので流し読み. 食品産業の要は糖分・脂肪分・塩分.これら企業が生み出す商品はこれら+αの合成品であり,商品開発とはその配分量や形態を変えるパラメータ調整に過ぎないんだな...

食品産業を徹底的にジャーナリズムした本. ノンフィクション・分厚く緻密で具体的. 時間の都合と結論が見えていたので流し読み. 食品産業の要は糖分・脂肪分・塩分.これら企業が生み出す商品はこれら+αの合成品であり,商品開発とはその配分量や形態を変えるパラメータ調整に過ぎないんだなと感じた. 企業の存在目的は人々の健康じゃなく利益追求だからしょうがないし,これに対し消費者ができることは自分で意思を持って消費するものを選ぶしかないなあと改めて感じる. また食品そのものではなく人にどう幻想を植え付けて商品にポジティブで魅力的な印象を持たせるかという所謂マーケティングも,3大成分のコントロールと同等に重要なんだなということも感じる.いかにお咎めを受けず優良誤認させるかにしか見えないけどね. 自分がスーパーにいったときや食品のCMを見た時,このパッケージやCMにはどんな意図があるんだろうと見ると面白いだろうね. ==================== "加工食品には、色、匂い、包装、味を始めとして、力を決定する要素(=変数)が多数ある。「最適化」を行う食品エンジニアは、これらの変数をごく僅かずつ変化させ何十ものパターンを作り出す。得るためではない。実験を行って、最も完璧なバージョンを見つけ出すためだ。" →加工食品産業は最適化屋、パラメータ調整屋さん "加工食品から塩分・糖分・脂肪分を少々取り除くと。食べ物ではなくなってしまうのである" "彼らが利用してきた塩・砂糖・脂肪は、栄養素よりも兵器に近い。競争相手をまかすためではなく、消費者にもっと買わせるためにも利用される兵器である。" ”「飲みたい!」と言う気持ちを起こさせる新しい清涼飲料を開発するには、「至福ポイント」を見つけ出せばよい。糖分や脂肪分の配合量がある値にぴたりと一致していると消費者が大喜びするというポイントがあり、業界内部の人々はこれを至福ポイントと読んでいる。至福ポイントの発見には、回帰分析や複雑なグラフといった高等数学が駆使される。” ”食品メーカーは競争力を高めるために塩や脂肪の形態や構造を変化させている〜砕かれて微細な粉末になった塩は、より素早く、より強力に味蕾を刺激し... たとえば脂肪を「問題児」として減らしたいなら、黙って砂糖の量を増やす。そうして消費者を繋ぎ止めておく。” →食品業界の企業努力とはこういうものでしょうな。 メイラード反応 "マフィンでもローストビーフでも、食品の加工の際にきれいな焼き色が生じるのはメイラード反応のおかげであり、この反応はフルクトースなどの通がなければ起こらないことが多い。" →糖分は生理学的・麻薬的効果だけでなく見た目という観点からも不可欠 ライン拡張 →派生商品を作る。元祖の商品の置き換えではなく話題性、ブランド向上(元祖商品売り上げへの還元)も狙い →季節限定商品やコラボ商品はこれだな スペースを勝ち取るための競争は熾烈で、各売り場を牛耳るマネージャーの行動原理はただ1つ。「最もよく売れる商品に最も大きいスペースを割り当てる」。消費者科学の専門家らが買い物客の眼球運動を追跡する実験を行っていることを考えれば、スーパーの店内がいかに貴重な空間かわかるだろう。 →スーパーは大衆需要の写鏡 "私は科学者としてのベストを尽くしてきた。生き残るのに必死で、道徳に隷属するような贅沢は許されなかった。" →最後の一言、いいね "我々は、体と脳の栄養が欠乏して実際に補給を要する、と言う状態には滅多に陥らない。我々を食べることに駆り立てるのは他の動因であることを彼は発見した。動因には、感情的なニーズが回れば、加工食品の重要要素を反映したものもある。後者はまずなんといっても味そして香り、見た目、食感などだ。" "食欲をコントロールするのは血糖値と脳の視床下部で、この2つはいずれも糖分に大きく影響される" "本来「シリアル」は、穀物で作った食品を指す単語" "食品業界にとって広告宣伝は塩分糖分脂肪分と並んで魅力を作り出すための強力なツールであり、他者との差別化に使える唯一の手段である場合もあった"

Posted by ブクログ

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