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アデナウアー 現代ドイツを創った政治家 中公新書2266
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2014/05/24 |
JAN | 9784121022660 |
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アデナウアー 現代ドイツを創った政治家
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商品レビュー
4.4
9件のお客様レビュー
アデナウアーについて名前しか知らない程度で本書を手に取りました。購入のきっかけは第二次世界大戦後のドイツの政治経済を勉強したかったこと。そのためには、まさにこの時期に西ドイツを率いたアデナウアーの本が一番いいのではないかと思い購入しましたが、期待は裏切りませんでした。 全般的に...
アデナウアーについて名前しか知らない程度で本書を手に取りました。購入のきっかけは第二次世界大戦後のドイツの政治経済を勉強したかったこと。そのためには、まさにこの時期に西ドイツを率いたアデナウアーの本が一番いいのではないかと思い購入しましたが、期待は裏切りませんでした。 全般的に初心者にも読みやすく、アデナウアーの話だけでなく、敗戦後のドイツそのものの激動について興味深く読みました。 しかし本書を読む限りにおいてはアデナウアーという人はかなり独善的に感じました。ドイツに自由民主主義を定着させるという目標のために、議会民主主義は全然顧みなかったという、ある意味矛盾を抱えていて、しかし言い換えれば原理主義者ではなく、あくまで現実を見ながら妥協や取引を通じて自分の考える方向性を実現する、ということで政治家としては極めて有能だったのだろうなという印象は受けました。1つ不思議だったのは、ヒトラーという独裁者を経験したにもかかわらず、ドイツ人はアデナウアーという別の意味で独裁的な人物をトップに選んだこと。ただし本書にも書かれているようにドイツ人は経済復興に最大の関心を持ち政治はお任せ、という状況だったのもあるでしょうし、何より復興にはある程度強権的なリーダーがいなければ立ち行かない、ということで、まさに戦後のドイツ復興になくてはならない人物だったという印象を持ちました。
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ケルン大学をヨーロッパ諸国民の協調の礎として位置付けた。アデナウアーは収容所から逃亡劇を演じている。妻がゲシュタポに逮捕、尋問されて娘の安全と引き換えに夫の居場所を漏らしてしまい、再度逮捕された。ケルン均衡の刑務所に収監された。士官となっていた息子の奔走で釈放された。 ボン共和...
ケルン大学をヨーロッパ諸国民の協調の礎として位置付けた。アデナウアーは収容所から逃亡劇を演じている。妻がゲシュタポに逮捕、尋問されて娘の安全と引き換えに夫の居場所を漏らしてしまい、再度逮捕された。ケルン均衡の刑務所に収監された。士官となっていた息子の奔走で釈放された。 ボン共和国と呼ばれた西ドイツはヴァイマール共和国の歴史を繰り返さないことが国是となった。 西ドイツとの和解によって、イスラエルは中東紛争を生き延びることができたといえる。アデナウアーっはイスラエルに招待され、物議を醸しだしたが、歓迎された。その後、ベン・グリオンの私邸を訪れるなどドイツとイスラエルの和解を演出した。
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日本ではほぼ知られていなそう(自分も世界史でちょっとかじったのを覚えいるくらい)ただドイツにとっては、国の再建を担った人物で、戦後のドイツを語る際、アデナウアーを欠かすことはできない。 特に東西ドイツ統一よりも、西ヨーロッパ統合の道を優先した点が興味深い。普通なら国内の状況を優...
日本ではほぼ知られていなそう(自分も世界史でちょっとかじったのを覚えいるくらい)ただドイツにとっては、国の再建を担った人物で、戦後のドイツを語る際、アデナウアーを欠かすことはできない。 特に東西ドイツ統一よりも、西ヨーロッパ統合の道を優先した点が興味深い。普通なら国内の状況を優先しそうな気もするし、特に国の分断を放置することはかなりリスキーに思える、結果的には正しい道だっと評価できる。
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