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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2014/05/23 |
JAN | 9784334929442 |
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虚ろな十字架
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虚ろな十字架
¥220
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商品レビュー
3.8
468件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
以下2点について考えさせられるミステリーであった。 ①罪の償い方について ②死刑の意義 ①妻が殺された事件の加害者側親族が隠していた罪に対して 「誰が迷惑をかけた?誰を悲しませた?」という発言があった。それを言って良いのは加害者本人であって、事件に関係のない人が言う言葉ではないと思った。 罪を意識して、良いことを重ねてきたとしても加害者本人は真の意味で救われることは一生無いと感じる。他人に親切にしたとしてもそれは独りよがりの自己満足と思う。どのくらい善をつめば自分は救われるのか?赦されるのか、それは自分で線引きせざるをえなくなる。つまり自己満足である。 法によって裁かれることによって、自身の罪の重さを知り、償うべきだと思う。 最終的な判断を私は賢明であると考える。 ②被害者が能々と生きているのが許せないという描写があった。 私としては、死んで償うのは生ぬるいという考えがあった。しかし、生きているうちに悪いことと同様に良いこともおこる。もしかしたら、悪いことのほうが少ないかもしれない、と思うようになった。 また、無期懲役も無期限ではないと初めて知った。この制度自体は私は好きではない。税金で暮らしているのと変わらない。無人島にでも行って、自給自足したらいいのに思う。 総合 東野圭吾さんの作品は警察より一般市民の能力のほうが高いような気がする。。。 彼の作品の中で夢幻花が1番好きであったが、この作品が1番に塗り替わった。
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東野圭吾さんは、白夜行以来読んでませんでした。読む側のメンタルが安定していないと 持っていかれそうで敬遠してました。 しかし、流石東野圭吾ですね。 冒頭から引き込まれました。 ん?ポケベル?これいつ刊行されたの?と 言う疑問から始まり、ストーリーが行ったり来たりするのでメモを取...
東野圭吾さんは、白夜行以来読んでませんでした。読む側のメンタルが安定していないと 持っていかれそうで敬遠してました。 しかし、流石東野圭吾ですね。 冒頭から引き込まれました。 ん?ポケベル?これいつ刊行されたの?と 言う疑問から始まり、ストーリーが行ったり来たりするのでメモを取りながら読みました。 性は愛なのか?罪なのか?虚な十字架。 誰目線で読むか?親としての視点から、、 娘を留守番させてしまったこと。 優秀な息子の性教育を怠ったこと。 父子家庭で仕事優先にしてしまったこと。 善良な一般家庭の親にもよくある光景で悪気など なかったはずです。 「このくらい」という油断から始まる不幸の連鎖、 読み終わったあと身が引き締まる感覚になりました。
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ラストというか結末が好きすぎる!ハッピーエンドなのかバットエンドなのか、死刑制度についても考えさせられる1冊だった。
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