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御伽草子集 完訳 日本の古典49
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御伽草子集 完訳 日本の古典49

大島建彦(訳者)

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御伽草子集 完訳 日本の古典49

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 1983/06/30
JAN 9784095560496

御伽草子集

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2025/05/10

 本書には、「文正草子」「鉢かづき」「御曹子島渡」「猿源氏草紙」「ものくさ太郎」「梵天国」「和泉式部」「一寸法師」「浦島太郎」「酒呑童子」が、それぞれ原文と現代語訳の二つの形式で収録されており、古文が苦手な方でも楽しめる間口の広さが特徴的ではありますが、それでも現代語訳は調べない...

 本書には、「文正草子」「鉢かづき」「御曹子島渡」「猿源氏草紙」「ものくさ太郎」「梵天国」「和泉式部」「一寸法師」「浦島太郎」「酒呑童子」が、それぞれ原文と現代語訳の二つの形式で収録されており、古文が苦手な方でも楽しめる間口の広さが特徴的ではありますが、それでも現代語訳は調べないと分からないものや、今ではあまり馴染みの薄い語句があったりと、難しい部分も多い。  ということで、今回は以前読んだ、日和聡子さんとヒグチユウコさんによる作品から気になっていた、「浦島太郎」のみの読書となったため、本書の評価はしておりません。  改めて読んでみた「浦島太郎」でまず驚いたのは、本書の解説によると、『日本書紀』『風土記』『万葉集』『浦島子伝』『続浦島子伝記』など、多くの文献に取り上げられていることや、日本のいくつかの土地に浦島のことが伝えられていることから、日本人はこういうお話が好きなのかなと感じられながら、おそらく全く同じ設定は一つも無いのではと思われた、そうした中で御伽草子の「浦島太郎」は、『異類婚姻譚の一類に属して、竜宮女房の話型にあたるもの』に、『動物報恩譚の要素』を加え、『本地物の傾向を示している』とのこと。  個人的に最も印象が強かったのは、『人間であれば情けがあるはずだ』というような、人間の可能性を謳っている点であり、それは一人一人違った個性や特性を持っているのだとしても、人間であること、ただそれだけ満たしていれば誰もが必ず持っているはずだと信じ切っている、そうした心意気に当時の日本人も惹かれながら、それを拠り所に生きていたのかもしれないと思うと、当時の人間模様が古典から垣間見えてくるなんてこともありそうな気がしてきて、私にとって、こうした読書体験はちょっと新鮮で、読んで良かったなと改めて思う。

Posted by ブクログ

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