- 中古
- 書籍
- 書籍
天空の家 イラン女性作家選 現代アジアの女性作家秀作シリーズ
定価 ¥2,200
1,375円 定価より825円(37%)おトク
獲得ポイント12P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 段々社 |
発売年月日 | 2014/04/26 |
JAN | 9784434188787 |
- 書籍
- 書籍
天空の家
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
天空の家
¥1,375
在庫なし
商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
1979年のイスラム革命以降に書かれたイランの女性作家の短編を集めた本。いずれも抑制のきいた大人っぽい小説という印象。日常を俯瞰したものあり、ファンタジックな社会派もあり、多様である。もっとたくさん読んでみたいと思った。
Posted by
イラン現代文学選。7人の女性作家の作品を、ペルシャ語から直接日本語へ翻訳したという、注目に値する作品集。 どれも素晴らしい作品で甲乙つけがたいが、そのなかでも、ゾヤ・ピールサード「染み」、ゴリー・タラッキー「天空の家」が良かった。 解説に、イランの女性作家は「推定400人以上」と...
イラン現代文学選。7人の女性作家の作品を、ペルシャ語から直接日本語へ翻訳したという、注目に値する作品集。 どれも素晴らしい作品で甲乙つけがたいが、そのなかでも、ゾヤ・ピールサード「染み」、ゴリー・タラッキー「天空の家」が良かった。 解説に、イランの女性作家は「推定400人以上」とあり、その少なさにのけ反る思いがする。未知の国イラン、その中でも活躍の場が制限される女性作家。彼女たちの描く生の喜びや悲哀は、直接的な社会批判が許されない背景もあってか、奥ゆかしく理知的な印象を受けた。
Posted by
1979年のイスラーム革命以降に発表された7編が収録されている。最近ではイラン映画が日本でも公開されるようになってイランの普通の人の暮らしが垣間みられるようになったが、この作品集でもまた、ひとつひとつ趣は異なるものの、さまざまな年代の普通の女性たちの悩み、葛藤、喜び、悲しみが描か...
1979年のイスラーム革命以降に発表された7編が収録されている。最近ではイラン映画が日本でも公開されるようになってイランの普通の人の暮らしが垣間みられるようになったが、この作品集でもまた、ひとつひとつ趣は異なるものの、さまざまな年代の普通の女性たちの悩み、葛藤、喜び、悲しみが描かれる。7編はどれも印象的な物語である。そこにあるのはまぎれもなく普遍的なものだ。ともあれ、女性の手になる小説がペルシア語から直接邦訳されるのは初めてのことだそうで、それを喜ぶとともに今後も継続して紹介されていくことを願いたい。
Posted by