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タルト・タタンの夢 創元推理文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2014/04/28 |
JAN | 9784488427047 |


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タルト・タタンの夢
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商品レビュー
3.9
544件のお客様レビュー
近藤史恵さん、4月に読もう週間に入りまして、 『タルト・タタンの夢』読了です。久々に土曜休みなので朝から1冊! ドラマで『シェフは名探偵』をみていたので世界観は知っていました。かなり面白かった印象があるので期待して読みました。 やはり近藤さん、好きだわぁ。まず読みやすいし、ミス...
近藤史恵さん、4月に読もう週間に入りまして、 『タルト・タタンの夢』読了です。久々に土曜休みなので朝から1冊! ドラマで『シェフは名探偵』をみていたので世界観は知っていました。かなり面白かった印象があるので期待して読みました。 やはり近藤さん、好きだわぁ。まず読みやすいし、ミステリを解くと幸せになる。暖かい気持ちになれる。 4人で切り盛りする、小さな商店街にあるフレンチ、ビストロ・パ・マル。4人のさりげない個性が気持ちよい。チームワーク最高。 シェフの三舟さんが、毎回お客さんの悩みを、 安楽椅子探偵ばりの推理?でココロをほぐしてくれるんですが、読み手もホッコリしちゃう。 とくに『割り切れないチョコレート』は 目頭が。 デニーズで読んでいるのに泣けないし、困ったもんだ。 ヴァン・ショーという、いわばオシャレホットワイン。たびたび振る舞われます。 続編も『ヴァン・ショーをあなたに』。 疲れているあなたにおすすめです。
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ハートウォーミングで 読後感の“美味しい”作品です。そしてしっかりミステリーの味付けも施され、文章の流れもスムーズでさくさくページが進んで、あっという間に食べ終わってしまう美味しい料理のような味わいのあるストーリーです。 「パ・マル 」というフランス料理店の設定もいいですね。 ...
ハートウォーミングで 読後感の“美味しい”作品です。そしてしっかりミステリーの味付けも施され、文章の流れもスムーズでさくさくページが進んで、あっという間に食べ終わってしまう美味しい料理のような味わいのあるストーリーです。 「パ・マル 」というフランス料理店の設定もいいですね。 下町の商店街の中にひっそりと息づく、フランスの田舎風家庭料理の小さなお店。そのお店の三船シェフと、3人のスタッフ。その中のギャルソン(ウエイター)をしている高築くんが語り口となって話は進みます。 ミステリと言っても怖いものは一切なく、お客様が抱えている ちょっとした謎を三船シェフが洞察して解き明かします。それぞれの章にはフランス料理の名前をからめ、そのタイトルが実に興味をそそります。 重版出来を16版も重ねているので、多くの人に愛されている本書だということが分かります。 毎日の仕事や生活にちょっと疲れた人や、重い作品を読んで気が滅入っている読者などにぜひお勧めしたい作品です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
事件や出来事の内容は日常的なものが多いため重すぎず、さらっと読むことができるミステリー小説。 登場するフランス料理については調べながら読み進めましたが、文章だけでも食欲を唆るシーンが盛りだくさんで、実際に「パ・マル」へ行き、三舟シェフと志村シェフの作るお料理を頂いてみたくなりました。 「オッソ・イラティをめぐる不和」「ぬけがらのカスレ」「割り切れないチョコレート」の3作が特にお気に入りです。 「オッソ・イラティをめぐる不和」では、 出てくる夫婦喧嘩の原因から、自分も聞く耳半分の時があるな、気をつけなくてはと気が引き締まり…。 「ぬけがらのカスレ」では、 エッセイを書く作家のキャラクターが登場し、一部執筆されたエッセイを作中に読むことができましたが、これがなかなか面白い。 最後の「割り切れないチョコレート」では、 ここまでの短編たちがサクサクと読みやすかったため、良い気分転換になる作品だったと思っていたところ、終盤で胸に突き刺さるお話でした。 登場するショコラティエが作るチョコレートのコンセプト、その想いと、作るきっかけになったであろうお母様の息子の夢を応援したい想いが何とも切ない。 全体を通し、心が満ちる作品でした。 次のシリーズも読み進めたいと思います。
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