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レントゲン、CT検査医療被ばくのリスク ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2014/04/11 |
| JAN | 9784480431493 |

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レントゲン、CT検査医療被ばくのリスク
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商品レビュー
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歯医者でも当たり前のレントゲン検査(コーンビームCT)ですが、日本はダントツ世界一の医療被爆大国です。CT検査、マンモグラフィ、PET検査などは高額費用をかけて、かえってがんのリスクを背負い込む可能性すら指摘されています。また、日本人の発がんの4.4%がX線検査が原因というデータ...
歯医者でも当たり前のレントゲン検査(コーンビームCT)ですが、日本はダントツ世界一の医療被爆大国です。CT検査、マンモグラフィ、PET検査などは高額費用をかけて、かえってがんのリスクを背負い込む可能性すら指摘されています。また、日本人の発がんの4.4%がX線検査が原因というデータもあります。(この数値をどう評価するかは見解が割れそうですね)中でもPET検査は、既にあるがんの診断、転移、再発や抗がん剤の治療効果を判定するのには有効ですが、健康な人のがん検診に利用されるべきではありません。 放射線量は毎回体内に蓄積され、病院の診療記録の保存期間5年で廃棄されるので、被爆記録にのこしておくのは自衛手段として有効です。 本書の巻末には、医療被爆記録手帳付きです。 本書の執筆者、高木学校ですが、反原発運動の高木仁三郎氏を師とする団体である点にも一応ふれておきます。
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脳出血や急性腹症はすぐに処置しないと命にかかわります。 やはりすぐに必要な検査というものはあるものです。 大淀町立大淀病院事件では、患者さんが病院をたらい回しされている間に脳出血で亡くなりました。頭部CTの撮影が必要だったのです。 wikipedia:大淀町立大淀病院...
脳出血や急性腹症はすぐに処置しないと命にかかわります。 やはりすぐに必要な検査というものはあるものです。 大淀町立大淀病院事件では、患者さんが病院をたらい回しされている間に脳出血で亡くなりました。頭部CTの撮影が必要だったのです。 wikipedia:大淀町立大淀病院事件 アメリカの医療制度についてのマイケル・ムーアの映画『シッコ』では、保険制度のために病院をたらい回しされているうちに急性腹症で亡くなった例が紹介されていました。 医療被曝を悪者にして叩いていると、こういった必要な検査までできなくなってしまいます。 つまり、数十年後に発生するかしないか分からない癌の心配なんかするより、今現在生きるか死ぬかの問題なのです。 「あつものにこりてなますをふく」という言葉があります。 「原発事故にこりて医療被曝を叩く」といったところでしょうか。 「リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください」 というわけの分からないタイトルの本がありましたが、 「原発のことは嫌いでも放射線医学は嫌いにならないでください」 です。 確かに本書を読んで、放射線が人体に及ぼす影響についてよく分かりました。閾値もホルミシス効果もなく、被ばくすれば被ばくするだけのリスクはあります。 それでもやはり必要な検査というものはあります。 ただの頭痛か脳出血か、ただの腹痛か緊急手術が必要な急性腹症か。 自己責任であり自己判断できるように、普段から身体からのメッセージを受け取れるように気を付けていなくてはなりません。 本書では健康診断も意味がない、と主張しています。 確かにそういう考えの人も多く、そういう趣旨の本も色々出ています。 しかしやはり私は 「早期発見・早期治療」 の方が信頼できるし納得できると思うのですが。 それは考え方の問題でしょう。 しかし本書を読んで初めて知って驚いたのは 「福島原発事故で汚染された土地に住む住民の年間の線量限度は 20ミリシーベルト」 ということです。 公衆の1年間の線量限度は1ミリシーベルトですから、その20倍! これは極端な規制緩和というか安全緩和、健康緩和です。 本書でも批判していて、これに関しては私も同意見です。 ちなみに、本書に掲載された医療被曝の参考値。 胸部レントゲンは0.12ミリシーベルト 胸部CTは7.9ミリシーベルト バリウム注腸検査は9.2ミリシーベルト などと記されています。 福島の年間20ミリシーベルトとは、CTやバリウム検査の2倍以上の値です。 近藤誠氏をはじめ、医療被曝否定の論客の先生方は、福島の年間20ミリシーベルトについてどう考えているのでしょうか。寡聞にして私は知らないのですが。 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170717/p1
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