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テキヤはどこからやってくるのか? 露店商いの近現代を辿る 光文社新書692

厚香苗(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2014/04/17
JAN 9784334037956

テキヤはどこからやってくるのか?

¥220

商品レビュー

3.2

21件のお客様レビュー

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2021/02/13

タイトルの答えは「地元に住んでいて近所から来る」。 たいていの露天商は地域の同業者組合に所属しており、組合のなわばりなどの兼ね合いもあって遠征勢や一匹狼はかなり少ないらしい。 本書をとおして、テキヤの神農皇帝信仰や「一人前」「本家分家」「親分子分」の制度、一人前になる際の儀礼・...

タイトルの答えは「地元に住んでいて近所から来る」。 たいていの露天商は地域の同業者組合に所属しており、組合のなわばりなどの兼ね合いもあって遠征勢や一匹狼はかなり少ないらしい。 本書をとおして、テキヤの神農皇帝信仰や「一人前」「本家分家」「親分子分」の制度、一人前になる際の儀礼・ダイメ(代目披露)の存在など、外部の人間ではなかなか知ることのできない情報が得られた。 正直気になっていたテキヤとヤクザとの関係も述べられていた。中には暴力団系の人間もおり、あるテキヤさん曰く『ヤクザ3割・商人7割』とのこと。 ちなみに、暴力団系テキヤが警察を遠ざけるのに対して、真っ当な露天商は書類申請に関しては意外なほどマメ。 その土地で長く商いをするためにはお役所や警察と良好な関係が必要不可欠なことをよく理解している、という話には納得できた。 また、非合法の闇市をスムースに運営するためにむしろ警察の許可を取ろうと動いていた商人集団がいた、という話が興味深かった。

Posted by ブクログ

2019/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こわいものしらずの素朴な女の子がテキヤのおっちゃんにまとわりついてお話をせがんでいる絵が浮かぶような、邪気のない好奇心を感じる面白い本だった。 神農さんて露店商の神様だったのか~とか、ナワバリが必ずしも自分の周囲とは限らず飛び地に通っていることもあるとか、独特な様式を備える口上とか、知らなかったことがいっぱい。 P74 香具仲間の愛嬌も薬のうち。今風に言うなら、カワイイものも人を元気にしてくれる

Posted by ブクログ

2018/10/09

祭と言えば屋台。屋台と言えばテキヤ、露天商。小さい頃から身近にあったがその実態についてはよく知らなかった存在に関する研究。口頭伝承され文献が少ないがゆえ関係者への取材も多く実施しての学術的研究論文を読みやすい書籍にしたような。

Posted by ブクログ

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