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使える行動分析学 じぶん実験のすすめ ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2014/04/09 |
JAN | 9784480067722 |
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使える行動分析学
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商品レビュー
4.1
26件のお客様レビュー
先に読んだ「人は、なぜ約束の時間に遅れるのか・・・」から興味がわいて同じ著者の本を書名にも惹かれて読んでみた。 第1章、第2章は「人は、なぜ・・・」とダブる部分もあるから読み飛ばして第3章に進んでも可。 行動分析学を自分に応用してみるための手引きとしてこれは有効だ。理念だけのヘタ...
先に読んだ「人は、なぜ約束の時間に遅れるのか・・・」から興味がわいて同じ著者の本を書名にも惹かれて読んでみた。 第1章、第2章は「人は、なぜ・・・」とダブる部分もあるから読み飛ばして第3章に進んでも可。 行動分析学を自分に応用してみるための手引きとしてこれは有効だ。理念だけのヘタな自己啓発本なんかよりよっぽどやる気が湧く。 見開きに纏めた用語解説も親切。 続けることを諦めるとき,私たちは「自分はだらしないから」とか「才能がないから」とか,何かしらの言い訳を考え出すものです。 でも,言い訳はいらないのです。続けることが難しいのは,りんごが木から落ちる現象と同じくらい自然な現象だからです。りんごが木から落ちるのは、そのりんごがだらしなかったり,力不足だったり,信じる力が弱かったりするからではありません。 他よりも早めに熟して木から落ちたりんごを「だらしない」と責める人はいません。責めたからといって,りんごが元に戻るわけでもありません。強風に耐えて落ちにくいりんごを作ろうとするなら,農学や遺伝子工学の力を借りることになります。あるいは気象学などの知識から風にあたりにくい畑のつくりを工夫するかもしれません。 野球の練習を続けられず辞めようとする子どもに「お前はだらしない,信念がない,才能がない」と叱るお父さんは,木から落ちたりんごに文句を言っているのと同じくらい効果がないことをしているのだと自覚すべきです。(本書p.40)
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若干くどくどしかったけど、とても為になる1冊だった 釈迦は自分の事を不幸せだと思うのなら、その原因を突き詰めて考えろ的な事を言ってたけど、その教えを数学的に高めた一冊だと思う。 自分は朝早く起きられず、講義に遅刻するのに困ってる。朝起きられないのは夜にスマホを弄って居るから。...
若干くどくどしかったけど、とても為になる1冊だった 釈迦は自分の事を不幸せだと思うのなら、その原因を突き詰めて考えろ的な事を言ってたけど、その教えを数学的に高めた一冊だと思う。 自分は朝早く起きられず、講義に遅刻するのに困ってる。朝起きられないのは夜にスマホを弄って居るから。夜にお腹が空くこと、深夜に風呂に入ることががスマホを弄ることの強化になってる とりあえず介入として風呂と食事を9時までに終えて表を作ってみたい。
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これ、自分もやってみたい! 久々にわくわくする本に出会った。 行動分析学は心理学の一分野。 この分野では人の行動は複数の変数により多重に決定、制御されていると考える。 そして、実験によって行動を変える変数を割り出そうとする。 何かができないことを、その人の性格や意志の問題にしな...
これ、自分もやってみたい! 久々にわくわくする本に出会った。 行動分析学は心理学の一分野。 この分野では人の行動は複数の変数により多重に決定、制御されていると考える。 そして、実験によって行動を変える変数を割り出そうとする。 何かができないことを、その人の性格や意志の問題にしないという特徴がある。 本書は、行動分析学の理論を使い、自己実験をしながら、自分の行動を変えていく方法を提案する。 学問的に厳密な方法ではない、と断られているが、私たち読者からすれば、実用的に役立つ可能性はある。 失敗したとしても、自己理解は進む。 たしかに、失うものはなにもない。 実例として挙がっているのは、多様だ。 自分の部屋の片づけができるようになりたい。 二度寝をやめたい。 ダイエットを成功させたい。 資格の受験勉強をコンスタントにできるようにしたい、などである。 「好子」「嫌子」(行動の直後に出現する、頻度を高める/低めるような変化)、「随伴性」など、把握しておかなければならない概念は、ある程度ある。 それはp76~77にまとめてあって便利。 むしろ、難しいのは分析を適切に行うことだ。 実例を読んでいくと、分析の仕方、記録の取り方など、素人には思いがけないところで躓く原因があることが、これらの実例からわかる。 その意味では、近くでアドバイスしてくれる専門家がいてほしいなあ、と思う。 大学のコミュニティ・カレッジとか、カルチャーセンターでやってくれたらいいのに。 自分なら…座る時つい足首をクロスする癖を直したい。 でも、これを分析するには、自分自身の生活習慣と環境を分析するだけではなく、体のつくりについての知識が必要かもしれない、と思う。 もうちょっと考えてみよう。
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